坂本先生は卑怯です2 (ページ35)

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21修学旅行2日目夜ページ35

うちの学校の修学旅行、2日目の夜ご飯から寝る時間にかけて、少し変なんです。退室自由、お風呂は必ず入ること。ただしタイミングは自由。各自部屋で入ること。教師は1部の方以外飲酒を許可。今日の夜ご飯から寝る時間にかけて、宴会が行われます、、、。

辰｢んへへぇ羅須ぅ！｣
銀｢ねぇさんん！かまって！｣
羅｢ちょ、2人とも飲みすぎ、、、｣

尊いし可愛いよ？だけど生徒の前！ねぇ生徒達よ？写真や動画はお控えくださいますと幸いです？？？

銀｢姉さん!!俺たちに黙ってアイドルなんれしてたんらから、俺たち姉さんの歌聴けてない!!歌って！｣
生徒｢え、アイドルって、、｣
生徒｢もしかしてマジで両面妖狐様だった？｣
羅｢ぎ、銀、、、｣

何口滑らしとんじゃ貴様ーっ！！生徒達には言ってなかったのに、、、ざわざわしちゃってるじゃん、、、どうしてくれるのよ。あと銀！呂律回ってないの可愛い！！！！！

辰｢わしも聴きたいぜよ！羅須！歌えぃ！｣
桂｢そうだぞ羅須ぅ！｣
高｢歌え。｣

いつの間に湧いてきたんだい？小太郎、晋助。しかもノってるし、、、帰ってこいよ常識人枠。

生徒｢先生！私も先生の歌聴きたい！｣
生徒｢先生！お願い！｣
銀｢姉さん！お願い！｣
辰｢羅須！頼むぜよ！｣
高｢羅須、頼む、、、｣
桂｢羅須、お願いだ！！｣

う、そこまで言われると、、、歌いたくなる、、ライブの時の、、あの、アンコール頼まれた感じ。あーーもう！どうにでもなれぃ！

桂｢羅須！曲をかけたぞ！頼む！｣

羅｢〜〜♪ー〜？〜!!｣

恥ずかしいし、緊張もする。だけど、歌を聴いてくれる皆の視線が、期待の声が、

羅｢〜!!!。｣

ただただ、

羅｢皆！聞いてくれてありがとうｯ！私、とっても嬉しいｯ！｣

観客｢キャァァァァァ！｣
生徒｢ワァァァァァァ！｣
先生方｢フゥぅぅぅぅ！｣

いつの間にか襖が開けられ、知らない人達も、私の歌を聴いていた。

辰｢羅須ｯ！可愛いかったぜよ〜ｯ!!!!♡｣
銀｢流石！！俺の姉さん！｣
高｢羅須、、、｣
桂｢羅須!!上手かったぞ!!｣

皆が褒めてくれて、認めてくれる。頬や耳が熱くなったのを隠すのに、私は必死になった、、。

翌日、T○it○erのトレンドに両面妖狐が載ったとか載ってなかったとか、、、