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日「おはようございます。」
昨日はとても疲れたので、沢山寝ました。、、、あれ?作文?
校長「日影先生!理事長がお呼びです。」
日「はい!」
理事長?理事長なんていたんだ、、、見たことも聞いたこともなかったなぁ、どんな人だろ。
日「失礼します。」
?「はい。どうぞ。」
ドアから理事長室に入った途端、頭を撫でる様にして、ウィッグを取られた。
羅「、、、え?」
?「そんなもので私を騙せるわけがないでしょう?」
暖かい、頭を撫でられる感覚。懐かしい。こんなのに成れ果てた私を、見ないでほしかった。
羅「父さん、、、」
松「ふふふ、、、随分と面白いことをしていますねぇ。私の目を誤魔化せるわけがないでしょう?」
羅「でも、私は変わっちゃって、、」
松「ええ、全て知っています。でも、私にとっては可愛い可愛い1人の娘です。」
そうか、父さんはこういう人だった。
羅「変わらないね、父さんも。」
私がそう言うと、父さんは小さく笑った。
松「そうだ!羅須、今は銀時とは暮らしいてないのですが、よかったらまた私と暮らしませんか?そしてまた、私にご飯を作ってくれませんか?」
羅「へ?」
父さんはちっとも変わってない。食いしん坊で、少しわがままで、いつも、私が1番望むことを心を読んだように提案してくれる。
羅「また、よしだいふく作ってあげる!」
松「それはそれは、楽しみです」
こうして私と父さんは、また一緒に暮らすようになった。
羅「そういえば父さん、これまでの私の事どこまで知ってるの?」
松「アイドルのこともコスプレの事もですね。私が娘のことを知らない訳が無いでしょう?」
何もかも知られていて、少し恥ずかしいが、それよりも父さんの親バカさに呆れた。
松「急に呼び出してしまってすみませんでした。今日の帰り、5時頃に学校近くのコンビニ集合でお願いします」
羅「うん、わかった。そういえば、今日の夜ご飯何がいい?」
松「ご飯とかどうでもいいからよしだいふくが食べたいです(´˘`*)」
甘味好きめ、、、
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作者名:クラゲの子 | 作成日時:2023年6月3日 3時