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「もーーっ、部室なのに。」



終わってからも、

ずっと抱きしめ合ってるわたし達。



「ごめん♡

だって、さやが妬いてくれるの、


嬉しかったんだもん。」



「…いつも妬いてるもん。」



「あー、そうゆう可愛いコト言うと、


また元気になっちゃうよ?俺♡」



「えっち。」



真っ暗な部室の中、

月の光を頼りに彼と唇を重ねる。


「…さやしかいないよ。」



「わたしも、てっちゃんだけ。」


わたし達は笑い合って、


何度もキスを繰り返した。


「これ、ケンチにバレたらやばいね。」


「激おこどころじゃ済まないね♡(笑)」


2人でクスクス笑い合って、

わたし達は手を繋ぎながら部室を出た。

健二郎×同級生→←・



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作者名:水果子 | 作成日時:2018年9月30日 22時

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