Love is all ＊３【橘ケンチ】

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ライブ中、とにかく

窓に手を当てて、見続ける健二郎。


２時間半、ひと時も離れず、

ライブを見ていた。

その姿に、他のメンバーはもちろん、

わたしも驚いた。

２時間半、絶対途中でぐずると思ったのに、

ずっとパパって呼びながら、

ライブを見てた。



終わった後の楽屋。


三代目のみんなとお邪魔すると、



「パパーーーァッ！！！！」



いつもならもう眠い時間なのに、

ものすごくハイになった健ちゃんが、

ケンチさんに向かっていく。



その様子に、SECONDメンバーも笑顔。



哲「健二郎ぉ〜、こっちは？♡」


「てちゅや♡」


哲也さんとは、頬をスリスリさせて、



啓「おーい、けん。」



啓司さんには抱っこされて。



将「ジロー♡」



将吉さんには頭を撫でられて、



ネ「健二郎ぉーーっ」



啓司さんからネスさんに抱っこしてもらって。


アキラさんにも抱っこされて、


やっとのことでパパにたどり着く。



…本当、愛されてる。溺愛って感じ。



「健ちゃんね、ずっと見てたよ。


1回も寝なかった。」



ケ「うそー…、すごいじゃん、健二郎。」



「あ、あとね、ケンチさん。」



私の一言に、


みんなが察したのが場が静かになる。



「……女の子、だったよ♡」



私の言葉にパッと表情を変えるケンチさん。


その表情はもちろん、

初めて健二郎を妊娠した時と全く同じ。


…いや、ちょっと大きめくらい。(笑)



臣「話してたんスよ、


絶対過保護になるって。」



臣くんの発言に、


どっと笑い出すみんな。


「「「絶対そうなる」」」


SECONDメンバーが口を揃えていうと、


ケンチさんも

「否定はできない…」って苦笑してる。(笑)



「いもーとができるの？」



ケ「そうだよ〜、健二郎の妹♡」



そう言って、健ちゃんのほっぺに

チューするケンチさん。



NT「でも、俺らも過保護になりそう。」


NT「大変だな〜、彼氏になった奴は、

何人に挨拶しなきゃいけなくなるのか。(笑)」



みんながまたワイワイと盛り上がる。


また、みんなに愛される、


リッチな我が子が生まれそうです♡

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