EXILE TRIBE とバスタイム＊２

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アキラは、そう言うと、

口元までお湯に浸かってブクブクと泡をだす。


…あ、それが原因だったんだ…。



「アキラ、それについてはね、

実は話したいことがあって…」



「待って、なぎさ、

俺、もうそんなに忙しくないと思うし、

ちゃんと家事も手伝うし

プロテインのコップちゃんと洗うから…！」



クスクス笑う私とは反対に、


アキラの顔はどんどん不安そうになってく。



「ふふっ、あははっ、


アキラってば、勘違いだよぉ(笑)」




クスクス笑う私を、

はてなマークがいっぱいの顔で見つめる彼。



そんなゴツくて、オラオラ系なのに、

そんなの気にしてたんだ…///


…アキラ、愛しすぎるよ。



「アキラ、あのね、


負担になりたくなくて安定してから


教えたかったけど、


もう教えちゃうね。


ここにね、


アキラとの大切な赤ちゃんがいるの。」




アキラは目をまん丸にして私を見た。



「うそ……。」



「本当だよ。まだ、安定期ではないけど、


赤ちゃん、いるんだ。」



「まじで……っ」



アキラの頰に涙が流れる。



「嬉しい。」



予想以上の反応に、

私まで涙が溢れでた。



アキラに勢いよく抱きしめられて、

お湯が顔にかかる。



「うわーー…、もうすげぇ幸せ。」



彼の太い腕に抱かれながら、

私も幸せを感じた。




「なぎさ、愛してる。

ありがとう。」

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