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「さくら…？」
ケンチさんは、
私の涙に気づいたらしく、
車を路肩へと止める。
「さくら？」
私の顔を覗き込む彼。
「ごめん、急ぎすぎた。」
謝るその目は真剣そのものなのに、
「可愛かったから、
ついついしたくなっちゃって…。」
捨てられた子犬のように、
寂しい感情があるようにも見えた。
年上なのに、
なんだか守ってあげたくなってしまうような、
そんな感情を抱いてしまう。
「私…っ、ケンチさんのことが、
好きなんだと思います…っ」
このまま、
そういう関係になるのなら、
なってしまうのなら、
言う時は今しかないような気がした。
「Secondのケンチさんじゃなくて、
寺辻健一郎さんが好きなんだと思う…っ」
顔を上げてケンチさんの方を向くと、
さっきみた寂しい目は、
驚いたように大きく開かれていた。
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水果子(プロフ) - mana0703exさん» わあああ(*ﾟ▽ﾟ*)!!!ありがとうございます…！２の方がR18指定になっていて、検索避けされてたみたいです(･_･;) 今は検索できると思うので、読んでいただけたら、幸いです（ ; ; ） (2018年8月9日 9時) (
レス) id: 3b4df0cabc (このIDを非表示/違反報告)
mana0703ex(プロフ) - すごい面白くて一気読みしてしまいました！！検索しても続きが出ないのですが、もう公開しておりませんか？( ; ; ) (2018年8月9日 3時) (レス) id: 40439fe591 (このIDを非表示/違反報告)
水果子(プロフ) - 読んでくださってる、皆さまへ。不具合が生じて、この作品が編集できなくなってしまいました。。。Love is all 2として、新しく小説を書くので、検索して読んでいただけると幸いです。 (2018年8月2日 10時) (レス) id: 20e51363ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水果子 | 作成日時：2017年6月5日 0時
