教科書借りたらバレー部に好かれました【 2 】

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木兎side

待ち合わせの10分前に着いちまった

昨日も楽しみすぎて全然寝れなかったし

てか人多いな

去年バレー部で行った時はあんま思わなかったけど1人だと多く感じる

俺は運動部だし身体デカいから大丈夫だけどAここまで来れるか？

でもまだ待ち合わせ5分前だしまだ来ないか？


うおっ、誰か飛び出てきた...ってA！

木｢!!!A！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

『待たせてしまってすみません!!!』

木｢いや、俺が早く来ただけだから！...｣


ゆ、浴衣...めっちゃ可愛い

しかも髪上げてていつもと印象が違う

可愛いと言うより...色っぽい？

『こ、光太郎くん？』



急いで来てくれたのかちょっとほっぺ赤くなってて目ウルウルで首傾げんのはズルい！

木｢か、可愛いな！浴衣めっちゃ似合ってんぞ！｣

『!!!あ、ありがとうございます///光太郎くんも甚平似合ってます！』

〜ｯ!!!

やっべーこれ俺の理性大丈夫か？

木｢おう！じゃあ出店回るか｣

『はい』ﾆｺｯ









木｢何か食べたいのとかあるか？｣

『んー。あ、食べ物でもじゃなくてラムネ...飲みたいです』

木｢よし！じゃあ買いに行くか！｣

『はい！』



その後もたこ焼き食べたり2人で梟のお面を付けて写真撮ったり

『ぁ...』

？

木｢どうした？｣

『、なんでもないです！後ろ詰まっちゃいますし進みましょ？』

...射的

なんか欲しいのあったのかな？

木｢A、射的やろうぜ｣

『え？でも難しそうですし』

木｢俺がAの欲しいのとってやる！｣

『ほ、ほんとですか!?』ｷﾗｷﾗ

ｸﾞｯ、可愛いな

顔に出すぎだろ

木｢おう！どれだ？｣

『あの上の梟のぬいぐるみです！』

い、1等？！

いやでもここはかっこいいとこAに見せたい

木｢分かった、おっちゃんやらしてくれ｣

｢おー弾は5発だからなー｣

絶対獲るぞ

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