赤い炎が咲く夜に【煉獄杏寿郎】

赤い炎が三十五輪 ページ38

お館様への報告も終わったし、一旦家に帰ろうかな


最近蝶屋敷にずっと居たからたまには帰ってお父様達に顔見せよう






『ぁ』

呑気に帰ろうとしてたけどしのぶに急にいなくなったこと言わないと……



怖いけど仕方ないか









ｿﾛｰ

胡｢あら？随分と長い散歩でしたね｣ﾆｺｫ


『ﾋﾞｸｩｯ！し、しのぶ…』

気配は消してたはずなのに、さすが


胡｢任務に行くのであれば一言ぐらいかけて欲しかったです｣

『ごめん、１回蝶屋敷まで行こうとは思ったんだけど、距離があったし』

胡｢まぁ怪我をされてないならいいです。｣

『怪我はしてないよ。不死川さんと途中から一緒になって助けて貰っちゃった』


胡｢そうですか。｣



竈｢Aさん！｣

『ん？おぉ炭治郎おはよう。朝から元気だね』

竈｢はい！全集中の呼吸・常中を習得するために朝は走り込むようにしているんです！｣


真面目で素直な子だな


『へぇ、あの二人は？』

竈｢ぁーえっと｣

胡｢まだ訓練に出てませんね｣

『そう、まぁやりたくなったらでいいか。』


これでずっと努力できないならそれまでだったって話だし、

『じゃあ、私は屋敷に戻るわ』

竈｢もう行っちゃうんですか？｣

『うん。ずっとしのぶのとこに邪魔するわけにはいかないからね』

胡｢別に私は構いませんが｣

『いいの。たまには自分の家で休むよ』









うわぁ、自分の家なのに懐かしい


『ただいま帰りました』



母｢あら！おかえりなさいA｣


『お母様、お久しぶりです』


母｢えぇ、元気そうで安心したわ。光亮(こうりょう)さんならお部屋にいるわ｣ﾆｺｯ

『ありがとうございます』




お母様も元気そうでよかった

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夜美咲 光亮
→Aさんの父親・元光柱

夜美咲 日和
→Aさんの母親

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