赤い炎が咲く夜に【煉獄杏寿郎】

赤い炎が十六輪 ページ19

産｢炭治郎、それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう。証明しなければならないこれから、｣


産｢炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること役に立てることを、十二鬼月を倒しておいで。そうしたらみんなに認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる｣



竈｢俺は…鬼と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します！俺と禰豆子が必ず！悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう！｣

おお、かっこいいこと言うね




産｢今の炭治郎にはできないからまずは十二鬼月を1人倒そうね｣


竈｢はい////｣


『ｸｽｯ』


威勢がいい少年だなｸｽｸｽ



産｢鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり十二鬼月も倒している｣


産｢だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。炭治郎も口の利き方には気をつけるように｣


竈｢は……はい｣


産｢それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪をしないこと｣



伊｢……御意｣

不｢御意…｣


うわぁ、見るからに嫌そう



産｢炭治郎の話はこれで終わり、下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか｣


胡｢でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう｣ﾆｯｺｰ



竈｢えっ？｣


胡｢はい連れて行ってください！｣



隠｢前失礼しまァす！｣




隠の人たちってホント大変だなぁ


産｢では柱合会議を……｢ちょっと待ってください！｣｣

竈｢その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです。絶対に｣


隠｢黙れ！黙っとけ！｣



竈｢禰豆子を刺した分だけ絶対に！頭突きなら隊立違反にはならないはず……｣



ほんと威勢がいい


御館様の話を遮るだなんて



時 ﾋﾞｼｯﾋﾞｼｯ


竈｢はぶぇ!!｣


時｢御館様のお話を遮ったら駄目だよ｣

隠｢もっ申し訳ございません御館様、時透様｣



さすが無一郎


時｢早く下がって｣


隠｢はひっ……はいぃぃぃ！｣


隠の人かわいそうに顔真っ青じゃん


産｢炭治郎、珠世さんによろしく｣




？？


珠世さんとは誰なんだろう



産｢では、改めて柱合会議を始めようか｣

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