その瞳に秘めるものは Ⅲ 【ドラコ・マルフォイ】 (ページ31)

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〇お手紙ページ31

ボーバトンとダームストラングのお見送りのため中庭に生徒が集まっている

その中にリア達もいた

フ｢まさかこんなことになるなんてな｣

ジ｢怒涛の1年だったよなぁ｣

『毎年絶対何か起きるもんね…』

城から去っていく馬車と船を遠くからﾎﾞｰと眺める

賑やかなホグワーツが少し静かになったからか、なんだかもの寂しさが心に残った

また1年があっという間に終わってしまうのをいやでも実感する

フ｢お、あそこにいるのハリー達じゃないか？｣

ジ｢リア、行っておいで｣

『ぇ、？』

ジ｢友達は大事にしろよ｣

2人から急に背中を押されて歩き出す

前方には見送りをし終わったのかにこやかにコチラへやってくる3人

ハ｢リア！君どこにいたの？｣

ロ｢もうダームストラングもボーバトンも帰ったぜ｣

『後ろの方でフレッドとジョージと見てたよ』

ﾊｰ｢一緒に寮に帰りましょう。そうだわ、リアは手紙送ってくれるわよね？｣

『手紙？そりゃ勿論。ハリーとロンにも書くよ』

話の流れが分からないがどうやら正解だったようで嬉しそうにハーマイオニーは笑った

後ろのハリーとロンも笑ってるものだからつられてリアも頬を緩めた

・

ﾊｰ｢手紙待ってるわ！｣

『うん、いっぱい書くね』

ロ｢じゃあね｣

フ・ジ｢またな〜！！｣

『うん、またね』

早いものでキングス・クロス駅に着いてしまい皆とは暫しのお別れ

両親が既に来ていたハーマイオニーとウィーズリー兄弟は帰っていった