その瞳に秘めるものは Ⅲ 【ドラコ・マルフォイ】 (ページ30)

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〇弔いページ30

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フ｢待て待て待て？｣

ジ｢リアがシリウス・ブラックの娘？！｣

『ぁ』

説明しきってからまだドラコにしか話してなかった事を思い出した

『えっと、実は去年分かって……』

フ｢何で早く言わないんだよ！｣

『言うタイミングが無かったの！』

双子の関心はルシウスのとの会話よりも父親の方に完全に傾いている

仕方がないので去年の出来事を掻い摘んで説明をすれば外は明るくなっていた

フ｢いやぁ、まじか｣

ジ｢話してくれてありがとう｣

『まさかこんな時に話すことになるとは思ってなかったわ』

自然と欠伸が出て一先ず睡眠を取る事に

部屋に帰るとルームメイトはぐっすりと眠っていた

ベッドに倒れ込むとすぐに意識が遠のいた

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｢リア、リア起きてー｣

『んん……』

｢リアが全然起きないなんて珍しいね｣

｢あんな事があったら寝付けなくても可笑しくないよ｣

『……ちょっと寝るのが遅かっただけだよ』

｢あ、起きた？大広間に早く行くよ｣

意識がはっきりとした頃、皆ローブを既に纏っていた

『先に行ってて、すぐに着替える』

・

大広間に着く頃には大勢の生徒が集まっていた

ハ｢リア｣

『ハリー達も今来たのね』

暗い顔をした3人と共に大広間に入り1列に並ぶ

肘掛に凭れていたダンブルドアが立ち上がり意を決したように話し始めた

セドリックの弔い

そして、例のあの人──ヴォルデモートの復活

とても信じ難い話だがハリーのあの叫びを聞けば誰も嘘だとは思わないだろう

重たい空気の中一時解散となった