瞳の奥に映るもの【シリウス･ブラック】 (ページ43)

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・〇ページ43

『……貴方達、もう少し整理ぐらいしたらどう？』

部屋の構造は女子部屋と大して変わりないが彼らの部屋には足の踏み場が全くない

リ｢これでも片付けてるんだけどね｣

ピ｢2人がどんどんものを出すから｣

リーマスが申し訳なさそうにはにかむ姿にやはり人狼など嘘なんじゃないかと思ってしまう

ジェ｢まあまあ、必要な物の場所はちゃんと把握してるから問題ない！｣

ジェームズは机の上に無造作に置かれた本を数冊とってベッドの方へ持ってくる

ジェ｢立ったままじゃ辛いだろ？ベッドに腰掛けていいよ｣

そう言ってﾊﾞﾌﾊﾞﾌとベッドを叩く

『ありがとう』

既にリーマスとピーターは自分のベッドに座ってるようで別の話をしている

ありがたく座らせてもらおうと思ったら腕を後ろに引かれて倒れそうになった

『ｴｯ』

尻もちをつくと思って反射的に目を瞑ったけど一向に痛みは来ない

それどころか柔らかい……

シ｢お前はこっちに座ってろ｣

『え、う、うん』

どうやら引っ張ったのはシリウスのようだ

それに横に座ってるってことはシリウスのベッドなんだろう

ジェ｢そんなに威嚇しないでくれよ。ただ座らせてあげようとしただけじゃないか｣

シ｢別に威嚇なんてしてねぇよ。｣

ジェームズはニヤニヤしながら本をベッドに持ってきて見せてくれる

ジェ｢これがアニメーガスの生態でこっちが変身の仕方｣

『どれも分厚いね。読むのにすごい時間がかかりそう』

シ｢俺たちでも3日はかかったな｣

ﾊﾟﾗﾊﾟﾗとページをめくっていく

『……やっぱり自分が動物になるって難しいのね。召喚術ならマホウトコロでやったことがあるけど』

独り言のつもりで呟いた言葉に4人ばﾊﾞｯと顔を上げて驚いた顔をする

ジェ｢そういえば君、マホウトコロに通ってたって言ってたね｣

リ｢すっかり忘れてたよ｣

シ｢聞いたこと無い魔法だな｣

ピ｢その、召喚術ってどうやるの？｣

4人は興味津々でこちらを見ている

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ついに明日は金曜ロードショー、ハリポタですね!!!
アズカバンの囚人まで放送してくださるの本当にありがたい( ´•̥ ̫ •̥` )