瞳の奥に映るもの【シリウス･ブラック】 (ページ16)

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・お手紙〇ページ16

１日はあっという間に終わり皆自由にしている

『あ、私お祖母様に手紙を送るのを忘れてたわ！』

ラ｢もうすぐ消灯時間だし明日にしたら？｣

『でもお祖母様達きっと私がどこの寮になったか気になってると思うから』

そう言って急いで書いた手紙を持ってふくろう小屋へ向かう

一応まだ外には人が居るようだ

角に差し掛かった時誰かとぶつかってしまった

『っ……ﾊｯごめんなさい！』

ル｢いや、こちらこそ気づかなかった。すまない｣

すっと手を出し立ち上がらせてくれたその姿はまさに紳士そのもの

見た目的に歳上なのはすぐに分かった

ル｢……君は、グリフィンドール生か｣

その瞬間彼のネクタイの色が深緑ということに気づく

『あの、えと、』

グリフィンドールとスリザリンの仲が悪いことはホグワーツでは常識

罵声でも浴びさせられるのではと身構えてしまう

ル｢済まない、怯えさせるつもりはなかったんだ。僕はルシウス・マルフォイ。4年だ｣

『A・ボルベールです。1年……です』

ル｢君のことは知っているよ。組み分けの時みんな君を見ていたからね。｣

『え、見てたって』

ル｢ﾌｯ、なんでもない。何か急用でもあったんだろう？大丈夫なのか？｣

『あ！！そうだ、早く行かなくちゃ。ほんとにぶつかってごめんなさい！』

ル｢また誰かとぶつからないよう気をつけるように｣

『はい！』

グリフィンドールとスリザリンの仲が悪いとは知っていたけどそれが嘘かのように優しかった

・

『こんな時間にごめんね。これをお祖母様によろしく』

ふくろうに手紙をくわえさせ暗くなっていく空に消えていくまで見送った

ミ｢あ、Aおかえり～｣

『うん、ただいま』

何とか消灯に間に合ったようだ

談話室にちらほらとひとはいたけどまっすぐ部屋に戻った

リリ｢次からは余裕を持って行くのよ？｣

『分かってる。気をつけるわ』

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ルシウスさんの口調わかんない……多分学生時代は何となくドラコに似てるのかなぁなんて思いながら書いてて、あと学年もだいたいなので……暖かい目で見てください。

多分これからそんなに出ては来ないはず