瞳の奥に映るもの【シリウス･ブラック】 (ページ14)

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・朝食ページ14

談話室には数人しかおらず他の人たちはまだ部屋にいるか大広間へ行っているようだ

｢私達も朝食を食べに行きましょう｣

｢そうだね、もうお腹ペコペコ～｣

リリーの言葉にミーシアがすかさず返事をする

大広間に着くと既に人で溢れている

4人並んで席に着くと少し遅れてジェームズ達がやってきた

｢なんでわざわざ私達の前に座るのかしら。他にもまだ席は空いてるわよ？｣

｢そんな冷たいことを言わないでくれよ！僕はまだ君と話し足りないんだ！｣

｢さっきはジェームズがごめんね｣

Aがリリーとジェームズのやり取りを横から眺めていると横から初めて聞く声がした

｢僕はリーマス・ルーピン｣

｢ピ、ピーター・ペティグリューです｣

｢僕達ジェームズとシリウスと同室なんだ。｣

｢私はA・ボルベールよ。よろしく｣

｢ミーシア・イリンだよ～よろしくね｣

ララはジェームズとリリーの口喧嘩を止めるのに必死で手が離せないようだった

リーマスはAの目の前に座った

Aの斜め横にはシリウスが座っている

今日の授業について話していたが途中からリーマスとAはお互い甘党だと知り意気投合していた

｢やっぱり甘い物っていいよね｣

｢僕はチョコレートを持ち歩いてるんだ｣

｢え、それ溶けない？｣

｢ちゃんと魔法で溶けないようにしてあるよ｣

｢すごい！今度私にも教えてちょうだい｣

相変わらずジェームズはリリーに愛を語り続けている横でララは新しい友達を作っていた

ピーターとミーシアは黙々と朝食を胃に流し続けていた

シリウスも同じように朝食を食べようとするがAとリーマスのやり取りに何故かイラつき食べる意欲が無くなる一方だった