瞳の奥に映るもの【シリウス･ブラック】 (ページ50)

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・意識〇ページ50

『───ってことなんだけど』

先程の出来事を掻い摘んでリリーに説明する

リリ｢なるほどね、それよりも貴方いつの間にセブと話してたの？｣

『え？数日前だけど、リリー、セブルスのこと知ってるの？』

リリ｢知ってるも何もセブと私は幼なじみなのよ｣

『ええ？！？』

セブルスそんなこと一言も言わなかったけど！？

私がリリーと一緒にいること知ってたのに！

リリ｢いつか紹介しようと思ってたけど先に仲良くなるなんて嬉しいわ！｣

ニコニコしながら手を合わせて喜ぶリリーに自然と私も笑顔になる

リリ｢そうだ！今度3人でお話しましょう！｣

『それもいいけど、リリー話がズレてる』

話が脱線しそうになった

リリ｢ごめんなさい、とても嬉しくて｣

『ﾌﾌｯ、それは分かってるわ。それでさっきの話だけど、私シリウスに話しかけられて逃げるようにここに来ちゃったの』

リリ｢ブラックは驚いたでしょうね｣

『うん、今まではこんなこと無かったのに』

まさか図書館にシリウスが居るとはおもわなかったから

リリ｢その時Aは驚いた勢いで談話室に戻ってきたのよね？｣

『そうよ』

リリ｢本当にそれだけ？｣

『？どういうこと？』

リリーは何故か微笑んでいて心做しかソワソワしている

リリ｢他に何か思わなかった？｣

『他に……』

リリ｢ブラックの声を聞いた時、見た時何か感じなかった？｣

『えっと…』

リリーの問いを頭の中で復唱する

シリウスの声が聞こえた時……

『セブルスに言われたばかりだったからかな、心臓が煩くて顔を見れなかった』

でもわざわざ見かけて声をかけてくれたことがとても嬉しかったな

リリ｢A顔がすごく赤いわよ｣

『ｴｯ』

リリ｢もう一度ブラックに会ってみなさい。まだ図書館にいるんじゃないの？｣

『今？』

リリ｢えぇ、もちろん｣

リリーに背中を押されて寮の外にだされる

リリ｢ちゃんとブラックに会うまで戻ってきちゃダメよ！｣

『ちょっ、リリー！？』

リリーの顔は清々しい程の笑顔だった

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中途半端になっちゃいましたが続編に行きます！

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