白バラ106本 ページ9
『ここ？』
ル｢あぁ。開けるぞ｣
ｶﾞﾁｬﾝ
不｢やけに静かね｣
石｢あれは｣
次｢罠かもしれねぇぞ、どうする？ルパン｣
ル｢虎穴に入らずんば虎子を得ず。だ｣
次｢ﾁｯ｣
『つまりは無鉄砲だ』
ル｢Aちゃん、言わなくていいの。せっかくかっこよく言ったのに｣
『...』
別にかっこいいとは思わないけど...
でもほんとに不気味なほど静か？！
｢｢｢うわぁー／きゃー！｣｣｣
地面が開いたぁぁ！？！
ｳﾜｯ、
『ｯ〜ｲｯﾀｧ』
ここは？
なんか煙ったい...
マスクしててよかった
？あっちに道がある
次｢ここが虎の穴の中ってわけか｣
ル｢いてて、らしいな｣
『！次元！ルパン！なんなのここ？』
次｢A、大丈夫か？｣
『うん』
ル｢出口を探さねぇとな｣
石｢それならさっき見つけたぞ。付いてこい。某が案内する｣
ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ！
!!!
次｢ｱｯ?｣
爆発？
石｢出口の方からだ！｣
『ｳﾜｯ、これは...出れなくなったってこと？』
不｢何これ？どうなってるの？｣
！
『不二子ちゃん』
不｢え？何よ｣
"グ｢大丈夫。心配しないで。明日の朝には別の爆弾が爆発して、そこから出られるようになってるから。ま、それまで君たちが生きてればね。...あ、そうそう君たちの中に1人だけいるから。僕のマリオネットが｣"
？どういうこと？
"グ｢そいつに殺されないよう、せいぜい気をつけてね｣"
次｢A｣
ﾋﾞｸｯ
『ぁ、ごめん』
勝手に怖がったらダメだよね、でも誰？
！
...なるほどね
次｢俺じゃねぇぞ、｣
石｢某でもない｣
不｢私だって違うわよ｣
『私も、違う』
次｢そういややけにさっき遅れてきた奴がいたよな。どこで何してた？不二子｣
不｢ｯ、レディには色々あるの。ね？A｣
え？これは合わせるべき？
『まぁ、女の子だもんね』
次｢Aまで、...不二子の言うことをあまり聞くなよ｣
不｢何よ、やけにつっかかるわね｣
次｢裏切り者はいつよも決まってるからな｣
不｢あら？そうやって仲間割れを仕掛けるほうこそ怪しいと思うけど？｣
次｢何？！｣
『ちょ、落ち着いて』
ル｢まぁまぁ、二人とも｣
不｢だいたい！ルパンが無警戒すぎるからこんなことになるんでしょ？｣
次｢それは一理あるな｣
石｢確かに｣
『私来る時も言った』
ル｢五ェ門とAちゃんまで、｣
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2019年5月23日 20時
