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#3 ページ4

「僕は、木澤尚文です。」



彼の名前は木澤さんというらしい。

野球部でピッチャーをしているとのこと



「いつも隣なのになかなか名前聞けなくてさ」


『木澤さん始まりも終わりも急いでますもんね』


「さんじゃなくていいよ、同い年なんだし」笑




木澤さんじゃなかったら……木澤くん?



『木澤くん?』


「まあ今はそれでいいや」


『木澤くん今日は急いでないの?』


「ちょっと怪我しちゃって」


『え、大丈夫なの?』


「大した怪我じゃないよ!軽傷。」


『なら良かった。』



試合中に何かハプニングがあったみたいで

大事をとって今日は休養日になったそう。



「帰るの?」


『そのつもりだけど…』


「一緒に帰ろう」




何故か木澤くんも二人で帰ることになった

男の人と二人なんてのぼしか経験がないから緊張。



「普段野球とか見る?」


『お兄ちゃんがやってるからちょっとだけ見る』


「お兄さんいるんだ!何個上?」


『2歳上だよ。國學院にいる』



それを聞くと少しびっくりした顔でこっちを見てくる



「國學院で野球やってるの?」


『うん』


「すごいね。名前は?」


『清水昇』


「知ってる…エースの人だ」



お兄ちゃん結構有名なんだ。

私野球のこと知らなすぎてなんも知らなかった

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作者名:てんてん | 作成日時:2022年11月13日 8時

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