幼馴染のまま２【村上宗隆】

72話“癒し” ページ26

村上「オフの時くらいは癒されたいからね」


『私も癒しほしい。』


村上「Aの癒しってなに？」


『わんちゃん、ねこちゃん、むね』


村上「俺いるならいいじゃん」笑


『わんちゃん欲しい…』


村上「シーズン終わったらね」


『え、いいの？』



宗が遠征でいない日は誰も相手にしてくれないから

どうしても癒しが欲しくて、

犬飼いたいけど誰がお世話するの？とか言われそうで

なかなか宗には言えなかった…けど


これは飼っていいよってことだよね。？




村上「Aがいない時俺も寂しいもん」


『やったー！わんちゃん！！』


村上「シーズン終わったらってのは約束してよ？」笑


『わかった。今は野球に集中しよう』


村上「よろしい」


『わんっ！』




犬の真似してきたんだろうけど

激カワすぎてほんとに犬みたい。


今日一日デートだし俺まじで、もつかな…笑




『そろそろ準備してきまーす』




犬の名前、Aがいいな…





村上「準備できたー？」


『この服、変じゃない？』


村上「かわいいよ」


『思ってないでしょ』


村上「思ってるよめっちゃ」


『じゃあこれにする！』


村上「じゃあ行こ」




お互い準備をしっかりして駐車場に向かう。

そういえば忘れてたけど助っ人だれだ。？




車の中でずっーーと考えてみたけど

これといった人が思いつかなくてまた不安が積もった



村上「Aもう着くよ」


「はーい」



神宮球場に入り、クラブハウスの方に車を走らせる


クラブハウスの前には誰もいなくて あれー？ってなってたら



その人は突然現れた。

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