幼馴染のまま２【村上宗隆】

57話“仲良し” ページ11

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



『出てこないね』


村上「大丈夫かな」




インターホンは押したけど出てこない牧くん

宗と2人で顔を合わせて不安な顔になる





すると急に扉は開いて…


ｶﾞﾁｬ


牧「ごめん。出るの遅くなった」





いかにも顔が辛そうな牧くんがでてきた




村上「え！？大丈夫？？」


牧「村上も来たのか！(笑)」




《牧秀悟の心》
村上も来たんだ………なんか複雑。(笑)









『とりあえず牧くん体辛そうだし、中入ってもいい？』


牧「ありがとう、入って」



A･村上「お邪魔します」





とりあえずまだ起き上がれるくらいでちょっと安心した








『牧くんお肉がいいんだよね？』


牧「食べたい…」


『わかった。宗はお米炊いてくれる？』


村上「ん」




〜お米をといで水を入れる〜


「これでいい？」


『ちょっ、水1合分おおいよ』


「え？まじ？ごめん！」







牧side


2人が僕の家のキッチンで料理してるとこ見ると

なんか複雑な気持ちになる。



もちろん2人は幼馴染で付き合ってて

僕とAより仲がいいのは当たり前



まだ諦めなくてもいいよねって思ってたけど

これを見せられたら虚しくなる







？？「！！！！」




牧「ん？？」



『牧くん！！？』



牧「あぁ、A。ごめんぼーっとしてた」


『よかった。もっと体調悪くなったのかと思っちゃった』




牧「あ、ごめんありが…」


村上「お米炊けたよー」








『宗ありがとー！あれ牧くんなんか今言ってたよね』

牧「ごめん気にしないで」




今、ありがとうすらAにちゃんと言えないのに。

好きになる権利なんてなぃよな

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