緑谷出久 ページ10
寝落ちする
切｢お、女子たち頑張ってんな！｣
芦｢切島今話しかけないで｣
切｢すんません…｣
さすがに切島が可哀想だな。
そう思ったけど言うのはやめた。
だって私も、余裕がないから。
八｢すみません、けれど皆さん今本当に集中してますの｣
どうか静かに見守ってあげてください、と百は笑う。
テストに向けて、私たちは頑張ってきたつもりだ。
だけどどうしても分からないことがあって百に泣きついたら、案の定先約がいて。
ついでに私もと女子たちが百の部屋に集まってしまったため、共有スペースで勉強をすることになった。
八｢芦戸さん、やればできるじゃありませんか！もう私が言うことはありませんわ！｣
芦｢本当？！よっし、今日こそ寝れる！ありがとヤオモモ！この恩忘れないから！｣
八｢Aさんもこれ以上教えることはありませんわ。芦戸さんも部屋に戻りましたしお休みになられては｣
時計を見ると、もう11時。
普段の百ならもう寝てる時間だ。
あと少しだけやったら寝るから先に寝てほしいと伝えると、気がかりそうにしながらも、部屋に戻って行った。
そして静かになったスペースで、黙々と一人。
納得できるところまでいって、ぱっと顔をあげると12時を少し回った頃。
ぐっと伸びをして、そのままソファに寝転がった。
それから私の意識が飛び、寝息が立つまで、ほんの10分とかからないことは明らかである。
はっと目が覚め、起き上がると時計は4時。
部屋に戻らないとと慌ててソファから降りると、一緒に何かがはらりと落ちる。
何かと思い目をこらすと、薄手の毛布。
誰がかけてくれたのだろうか。
もしかしたら梅雨ちゃんあたりかな。
明日になったら返さなきゃ。
蛙｢ケロ？私毛布なんてかけてないわ｣
しかし翌日の放課後にそのことを尋ねたが、誰も自分ではないと言う。
しかしこんな気遣いをしてくれるのが女の子じゃないなら一体誰？
緑｢…Aさん｣
夕飯後、こそっと声をかけられた。
緑谷は少しバツが悪そうにこちらを伺い、えっと…とどもりながら話し始める。
緑｢昨日は寒かったでしょ？風邪ひいちゃうと思って僕の部屋のまだ使ってない毛布かけたんだけど…｣
気持ち悪いよね！とすぐ頭を下げて謝られた。
謝るのはむしろこっちだってのに。
改めて感謝を伝え、緑谷に洗えていない毛布を返した。
緑｢…お、女の子の匂いがする…？！｣
…だから洗って返すって言ったのにね。
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Lynn - Lynnだよ。リクエスト追加で、ナイトアイ様お願い。ナイトアイ様と夢主（自分）は夫婦関係でいたいから、呼び方はダーリン ハニーでお願い。コメントはタメで大丈夫。自分もヒロアカ見てるから。返事と更新待ってるよ (2023年2月7日 17時) (
レス) id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
つか(プロフ) - ネココアさん» ありがとうございます！推し様かっこよく書けていたみたいで何よりです♡ (2023年1月20日 1時) (レス) id: 28e8a4d2b7 (このIDを非表示/違反報告)
ネココア - 推しがかっこいい！！面白かったです！！！ (2023年1月19日 22時) (レス) @page45 id: 429eb29e9c (このIDを非表示/違反報告)
つか(プロフ) - シュウマイ美味しいさん» ご感想とリクエストありがとうございます！！とても嬉しいです♡天喰くん書かせていただきました！勝手に同級生にしちゃいましたが書くの楽しかったです！ありがとうございました！ (2022年11月7日 13時) (レス) id: 28e8a4d2b7 (このIDを非表示/違反報告)
シュウマイ美味しい - 面白かったです。できるなら天喰先輩お願いします🙇♀ (2022年11月5日 19時) (レス) id: 92bc3ece60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つか | 作成日時：2022年10月9日 17時
