先輩恋愛事情#1【kkn】 ページ9
学パロです。きっくんが先輩です
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「きっくん！好きです…付き合ってください！」
「ごめん、他に好きな人いるから」
──また断ってる
学生時代で最も貴重と言えるその場面を彼は何度も断っていた。
泣きながらこちらに走ってくる女子生徒と鉢合わせしないよう隠れて、彼女を振った彼の元へ向かった
「先輩、また振ったんすか」
「あっ、A！み、見てたの？」
「日誌を職員室に届けようとしてたんですよ。さっきの人、美人だったじゃないですか」
「あー…いいの、俺は別に好きな人がいるからっ」
困ったような顔をしながら先輩は笑った
先輩は校内でもかなりのイケメンに分類され、人懐っこい性格で誰彼構わず接してくれるからかなり好評だ。
そして先輩に告白してきた女子生徒たちは全員可愛くて美人な子達ばかりなのに、�犢イ�な人がいるから�瓩修琉豸世任△靴蕕辰討�た。
だから俺はすごく気になっていた。そんな先輩の好きな人はどんな人なのか
「…先輩の好きな人って誰なんですか？」
「へっ？」
「美人に告られても断るほどでしょ？教えてくださいよ」
「あ…えーと……」
問い詰めると先輩は目を泳がせた。そして弱々しく口を開いた
「き、聞いたら引くから…」
「別に引きませんよ。どんな子です？」
「や、でも……」
「先輩？」
「お、俺が好きなの女じゃねぇし！！」
目をぎゅっと瞑って切羽詰まって先輩が答えた言葉に、俺は次に発する言葉を見失った
好きなのは女じゃない？
「あの、その、こんなの可笑しいってわかってんだけど、好きなのは女じゃないんだよ…」
言葉を失った俺を察知したのか、先輩はポツポツと話し始めた
その好きな人に会うまでは普通に女性が好きだったこと、でも出会ってから変わってしまったこと、ゆっくりと俺に話してくれた
「でも、気持ち悪いだろ？男が男好きなんてっ…誰にも相談できないし、まして相手に気持ち伝えたら拒絶されるって思ってたし…っ」
怖かった。先輩はそう呟いてついには泣き始めた
＊＊＊
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ぶどうジュース(プロフ) - 道端の小石さん» 何回も読んでにへにへしてます！(( はい！またします！！(*´ω｀*) (2016年10月27日 22時) (
レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
道端の小石(プロフ) - ぶどうジュースさん» そんなに気に入ってくれましたか！ｗありがとうございます！またリクエストお待ちしております！ (2016年10月27日 16時) (レス) id: 257b7a8bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - 道端の小石さん» むしろ早かったですよ？！最高に気に入りまくってますもう悶えてます(( (2016年10月27日 10時) (レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
道端の小石(プロフ) - ぶどうジュースさん» 気に入ってもらえてよかったです！本当に遅くなってしまって申し訳ございません；； (2016年10月27日 8時) (レス) id: 257b7a8bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - あ、あ、もう、最高すぎました。ありがとうございます(´; ω ;`)にへにへしながら読ませていただきました(´; ω ;`) (2016年10月27日 0時) (レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：道端の小石 | 作成日時：2016年9月11日 23時
