お揃い【kkn】 ページ1
「……あの、きっくん、すごい動きづらいんだけど」
ゲームをしている最中、きっくんが後ろから抱きしめてきた
しかもかなり力を入れているので痛い。さっきみたく声をかけても一切応答無し。力も緩むことなく30分が過ぎようとしていた
ちなみにきっくんのお顔は俺の肩で隠れてて拝見できない
これは、拗ねてるな
俺が無意識の内に何かやってしまってきっくんが拗ねてるんだろう。
ゲームを中断してきっくんの腕をぽんと軽く叩く
「俺何かした？分かんないから教えて」
「……Tシャツ」
「ん？」
「そのTシャツ、幼馴染みとお揃いでしょ」
俺が現在着ている部屋着のTシャツは、俺の幼馴染みと色違いのやつである。
「うん、あいつと色違い…だけど」
「なんで？」
「ん？」
「…彼氏の俺とお揃いできなくて幼馴染みとできるわけ？」
ははん、なるほど
怒っている理由が可愛らしくてついにやけてしまった
「うう、俺もしたいー！ペアルックー！！お揃いー！！！」
「あああわかったわかった、お揃いならいいんだな？」
痺れを切らしがくがく俺を揺らしてくるきっくんを止め、彼と正面になるように座り直す
相変わらず綺麗な顔してやがる
なんて思いつつ俺はきっくんの服のボタンを外し始めた
「え、ちょっ、Aったらだいたーん！！」
「うるせ、首元しか開けてないよ」
言ったとおりに首元が顕になったきっくん。まだ俺が何をするのかわかってないらしく首を傾げてる
そうして俺はきっくんの綺麗な首元に顔を近づけ…
チクッ
「ん、へ？」
チクッ、チクッ
「あ、ちょ、Aっ？」
「ほら、これは幼馴染みでもお揃いは出来ねぇぜ？」
きっくんの綺麗な首元には沢山の赤い跡が付きました。
そこでようやく意味を理解したのかきっくんは顔を真っ赤にした
「うぅ…まじかよ……」
「まじだし、ほら付けてよ。俺にもお揃い」
俺もきっくんと同じように首元を顕にして付けてくれるのを待つ
きっくんは悶えながらもおずおずと顔を近づけて跡を付け始めた
なんか必死になってて、可愛いなぁ
チクッ
チクッ、チクッ
「っは、…こ、これでいい？」
「……うん、合格」
スマホで自分の首元を確認して笑う
彼氏のお希望のお揃いができました。
「あ〜……ホントに恥ずかし…」
「でも内心喜んでたり？」
「…………うん」
「俺もお揃いできて嬉しい」
「はああ……ほんと好き」
「俺も好き」
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ぶどうジュース(プロフ) - 道端の小石さん» 何回も読んでにへにへしてます！(( はい！またします！！(*´ω｀*) (2016年10月27日 22時) (
レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
道端の小石(プロフ) - ぶどうジュースさん» そんなに気に入ってくれましたか！ｗありがとうございます！またリクエストお待ちしております！ (2016年10月27日 16時) (レス) id: 257b7a8bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - 道端の小石さん» むしろ早かったですよ？！最高に気に入りまくってますもう悶えてます(( (2016年10月27日 10時) (レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
道端の小石(プロフ) - ぶどうジュースさん» 気に入ってもらえてよかったです！本当に遅くなってしまって申し訳ございません；； (2016年10月27日 8時) (レス) id: 257b7a8bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - あ、あ、もう、最高すぎました。ありがとうございます(´; ω ;`)にへにへしながら読ませていただきました(´; ω ;`) (2016年10月27日 0時) (レス) id: d5cf48f873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：道端の小石 | 作成日時：2016年9月11日 23時
