う ページ7
昼休憩が始まると同時にトイレに駆け込んだ。
『う、おぇ……』
嘔吐くものの、吐き出されない吐瀉物。当たり前だ。朝ごはんは食べてないのだから。
それでもお腹の方が気持ち悪くて、最近はこんな調子。ご飯だって食べれたり食べられなかったりだ。
まぁ、ストレスかな。
学生時代にもこういう事があった。
友達が中々出来なくて、ストレスでご飯が食べられなかったり、吐きもしないのに吐き気だけは襲ってくる。
今回はストーカーの事が原因なんだろうな。
トイレを出てお昼を食べようかと思ったけど、やっぱりそんな気にはなれなくてそのまま部署に戻る事にした。
『休憩ありがとうございましたー』
自販機で買った水を片手に椅子に座ろうとすれば、鬱先輩がニヨニヨとしながら近づいてくる。
「Aちゃん、婚約者いるなら言ってや〜」
書類届けてくれるなんてええ人やんか、と茶封筒を私の目の前に置いた。
確かにこの茶封筒は私が昨日書類を入れたもので……。
冷や汗をかく私を横目に鬱先輩は話を続ける。
「背は小さい奴やったけど、Aのことお願いします、なんて言われちゃったらもうねぇ？」
『あ、はは……』
結婚式には呼んでや、と鬱先輩は席に戻っていく。
……私は朝、鍵を閉めた。
寝坊して慌ててたとしても、流石に閉めたことは覚えてる。
家の中にあったはずの書類が、何故。
それに、鬱先輩のあの言葉。
背の低い人……。
私にはあのコンビニ店員、呂簿九が頭に浮かんでいた。
あぁ、もう…！！
頭を掻きむしりたくなる。
『…気持ち悪すぎる』
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伊玖(プロフ) - 田中さん» ありがとうございます！やっぱり良いですよね！私も大好きです！ (11月3日 13時) (
レス) id: cfc4f23860 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 完結おめでとうございます！気持ち悪いrbrさん大好きなのでとても嬉しいです (11月1日 22時) (レス) @page10 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
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