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その言葉にロボロはこくんと頷いた。
「一応ちっこい時はお話してくれとったで。と言っても表情は…なかったけど。」
「そっか…。
なら、君に聞きたい。君は誰に言われてどこから来た？」
グルッぺンが立ち上がり少女に目を合わせながら問うが、少女は虚ろな目でグルッぺンを見つめるだけだった。
「…ちぃたん、喋ってええで。」
ゾムが耳元で呟くと、少女は
〈博士に命令されてR国から〉
と答えた。
「…やっぱりR国やんな…。なら、何しに来たん？グルッぺンを殺しに来たん？」
〈何しに来たか分からない〉
「…分からない…？俺を殺す気だったんじゃないのか？」
その言葉に少女は相変わらず無表情のまま首を傾げた。
〈契約書がもうないから分からない〉
契約書がないならどうしてここに来たのだろうとか、いつ無くなったのだろうとか色々聞きたいことがあるはずなのに、少女のロボットと同様とも言えるほど感情のない淡々とした喋り方に思わず口を噤んだ。聞いた事だけにしか答えない逆に言うと守秘義務など無いみたいに聞いた事は答える。不思議で
…不気味で仕方なかった。
「何故、君は自分がした契約について話せる？こういう事は普通、雇った人間に口封じされてるだとか、今後の信頼関係の為に話せないだとかそういうのは無いのか？」
上手く言葉にできたか分からないグルッぺンの問いに少女はまたもや首を傾げた。
〈契約書に書いてあるかもしれないけど契約書が無いから口止めの命令は出されてないのと同じ。それに今は聞かれた事に答えると言う命令が出されてる〉
「命令…誰に…？」
すると少女はゾムをじっと見つめた。苦虫を噛み潰したような顔をしていたゾムは少女に見つめられていることに気付くと柔らかい表情になって
「ちぃたん、どうしたん？」
と聞いた。
「ゾムに命令されたのか？」
「えっ？俺が何を？」
〈喋るように命令されました〉
するとゾムは「あぁ…」と納得したような声をあげ、また苦虫を噛み潰したような表情になった。
「まぁ…うん、せやな。
…でも、ちぃたん、今アイツから命令出されてないん？」
〈もう居ません〉
「居ない…？アイツから言われてきたんやろ？」
ゾムの隣に座ってるロボロが身を乗り出して聞く。2人の言うアイツが博士である事は明白だった。
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ムッチャまっちゃ - 天才ですか？天才なんですか？simaさんのお話すごく面白いです！ (2022年8月28日 12時) (
レス) id: 41cf5c918b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» 大丈夫です！僕もナマケモノなんで！！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 紲那さん» なるほど！！私ナマケモノ更新ですけど大丈夫すかね、、頑張っては見ます、、 (2022年8月21日 12時) (レス) id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» simaさん、コメントありがとうございます！募集企画っていうのは簡単に言うと、参加者を募集して合作する……みたいな企画です！めちゃくちゃ簡潔で申し訳ない…。企画できるように頑張ります！ (2022年8月21日 12時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 募集企画すぐ飛んでいきやす！募集企画の意味分かんないけど((ﾎﾞｿｯ あの、、募集企画ってどんなものか教えてください、、でもどれにしろ絶対飛びに行きます！！！！ (2022年8月17日 20時) (レス) @page25 id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
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