続き ページ41
男子高校生とはいえ、2人くらい人相悪い人いるし、絶対零度の目で見られてるし怖かったのだろう。直ぐに逃げていった。
「先輩！！怪我は無いですか！？！？」
いつもの気だるげな表情からは思いつかないくらい焦った顔でガシッと私の肩を掴みながら聞いてくる塩戸くんを見…いやほっそ！！私より細いって！！それでいて筋肉ついてんの羨ましいなぁおい！！！
再び心の中で荒ぶっていた私に塩戸くんは
「やっぱどっか痛いんですか！？」
とちょっと泣きそうになってる気がする。ごめん…。どこも痛くない…。強いて言えば心臓が痛い。
『かっこよすぎだろおい。(大丈夫だよ！)』
「ん゛ふっ。恐らくやけど幼女先輩、本音と建前逆やで。」
『嘘だろおい…。』
信じられないっていう目でゾムくんを見ると
「ホンマやで。」
と笑われた。解せぬ。それはさておき、塩戸くんを恐る恐る見るとすごく真っ赤になっていて私まで恥ずかしくなってしまった。
「青春やなぁ…」
「どうしてエミさんはそんなおじいちゃんみたいな目線で話しとるん…」
「俺には春、こんかったなぁ…。」
「…悲しいこと言うなや…。俺も来んかったわ。」
「ははっ、童貞乙。」
「ゾムてめぇ…。」
「ゾムさんは彼女おったもんな…ええな…」
「すぐ別れとったけどな。」
「何かちゃうかってん！」
「ご飯の時のシッマみたいやな。」
「気分やない時やってあるやろ！」
「飯ん時のシッマと一緒にすんなや！」
「はいはい、モテ男は選べてええなぁ。」
「流石えろ小僧やな！」
「シャオロンは彼女おったやろ！！僻むなや！」
「先輩らうるさいっす！！」
トントンくんの声が聞こえないなと思って周りを見てみたら、鬱くんとチーノくんを絞めてた。…お疲れ様…。
それはさておき、
「暑くてしゃーないわ。ショッピくん、幼女先輩に上着買ったりや。はよ海入りたい。」
とゾムくんが興味無さそうに言う。
『そっか…。これ返さないとね！ごめんね！！』
「いや、買ってもらうまで着ときーや。俺らかき氷食べとるし。」
そう言ってゾムくんたちは屋台の方にと足を運ぶ。早くしないとゾムくんの白い肌が焼けてしまう！！あのタイプ、絶対焼けたらヒリヒリして痛いタイプだ！
『ごっ、ごめん！塩戸くん！ラッシュガード買ってくる！！』
そう言って海の家に向かおうとすると、塩戸くんに止められた。
「ゾムさんに先越されたの癪なんですけど…ここは甘えとくべきっすよね。…俺も行きますよ。」
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しらたまみるるん - うおおおおおかみさくさいこういっしょうおがみます（よみにくいね⭐） (11月10日 21時) (
レス) id: ef9723c520 (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - 森の民さん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただけて光栄です！！ (2022年8月23日 19時) (レス) @page50 id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - うおおぉ！最後まで尊かったです！さいこうだー！ (2022年8月23日 18時) (レス) @page50 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - あずきさん» いえいえー！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 紲那さん» コメ返ありがとうございます‼そうなんですね！教えていただき、ありがとうございます！！！ (2022年8月17日 4時) (レス) id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
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