【wrwrd】アルバイトに来る高校生を「がんばえ！がんばえ！」って応援していたら渾名が幼女になっていた件について【syp】【完結済感謝】

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しくった…ラッシュガード買ってきておけばよかった…。と私は熱烈に後悔している。その理由は…

「ねぇ、一緒にあっちの方行かない？」

やばい人たちに絡まれました。

更衣室から出て塩戸くん達を探そうとしただけなんだよ？私見た目ロリって呼ばれるからつまり君達はロリコンだ！！って心の中で悪態をつく。都合いい時だけ自分の事ロリって認めやがってって？うるせー！！！ベタベタ触ってきて気持ち悪いからこんぐらい心の中荒ぶってないとやってられないんだよー！！

と言うのはさておき割と本当にピンチである。
この人達の話を聞く気は無いしついて行く気もないけど力の差は大きくてきっと連れていかれたら本当に抵抗できない。かと言って近くに塩戸くんがいる訳では無いしそのお友達が近くにいる訳でもなく、周りの人みんな見て見ぬふりしてるってことは味方もいない。
終わってない…？

せめて、最後に塩戸くんの水着姿拝んどきたかったなぁ。イケメンは水着着てもイケメンって決まってる。って言うかサッカー部でしょ？絶対筋肉すごいって。

心の中であーだこーだ考えていると痺れを切らしたのか男達が

「聞いてんの？」

って言ってきた。聞いてないです、はい。

「とりあえず行くよね。」

と言って手を掴んで歩き出そうとした、その時だった。

「何してんスか？」

例えるなら絶対零度。周りの空気が一瞬にして凍った気がしたほど冷たい、でもその声は大好きな声で。

『…塩戸くん！！』

私が顔を上げて声を出すと、

「ん゛ん゛っ！！…じゃなくてあんたら何してんスか？」

と一瞬足から崩れ落ちかけて、持ち直して男達を睨みながらそういった。男達が怯んだ隙に私は塩戸くんの後ろに隠れると、ふわりと後ろから何かをかけられてそっちを見ると、

「今だけそれ着とき？」

とゾムくんがラッシュガードをかけてくれていた。ゾムくんあれだな、さり気ない気遣い出来てモテるタイプだなコイツ。

それはさておき塩戸くんの近くにはもはや不良顔の部長さんとシャオロンくん、冷ややかな目で男達を見るトントンくん、エーミールくん、ロボロくん。鬱くんとチーノくんは…あっち側でナンパしてるオーケー把握。

続き→←宣伝です…(´・-・。)

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