続き ページ32
時は無情にすぎていき、シフトが終わる。重いもの持ったままの2人を待たせる訳にもいかないからさっさと着替えて外に出る。
うわぁお大人数…。私だったら少し遠回りして違うコンビニ入っちゃうね。
それはさておき、出てきた私を見た2人は
「こっち！！こっちやで！！」
「ほら！ちゃんと来てくれたやん！！」
とぴょんぴょんと跳ねた。本当にDKなのか教えて欲しい。
「すいませんね、A先輩疲れてるはずなのに…。」
塩戸くんが申し訳なさそうに言うと
「何でや！？ショッピも来て欲しいって言っとったやん！！」
と部長さんが大声で暴露する。
「確かに来て欲しいとは言ったけど、言っただけでこんな強引に連れて来るとは思ってなかったんす。」
部長さんを追いかける塩戸くんと逃げる部長さん。元気だなぁ…。部長さんは重たい袋も持ってるはずなのに…。さすがサッカー部。
「お前らさすがに近所迷惑やから静かにせんかい！！」
トントンくんはやっぱりおかんだと思うの。そう思って周りを見渡すとオスマンさんのとなりで蹲ってる人が居た。…誰か分かんない。そんな私の視線に気づいたのか、オスマンさんが手を振ってくれる。
「ひとらんって呼ばれてるんやけどね、ひとらん、怖いの苦手なんよ。そこで震えてるシャオニキとかロボロとかもホラー苦手なんやけど。」
「ふっ、震えてねぇし！なぁ、ロボロ！！」
「おっ、おん！せやで！！オスマンそれは悪質なプロパガンダや！！」
「女の子の前でカッコつけたいのはわかってるけど俺は怖い！怖いものは怖い！！」
怖いものは怖いと言うひとらんさん。何か武士っぽくて男前だ。かっこいいなぁ。
それはさておき、もう1人ロボロくんの近くに知らない人がいる。神って書かれた布面をつけていて、ロボロくんに
「幽霊ってそういう事、苦手らしいよ。ケツ向けな。」
と言ってる人。いや、濃いな！
「こいつはしんぺい神やで。ちょっと…まぁ、アレやけど心は広いで。」
鬱くんが説明してくれる。なるほど…心は広いのね…。
しんぺい神さんはこちらに気付くと…。
「あっ、どうも一般大学生ほ……」
「神！！それはいかん！！」
何を言おうとしたのかはロボロくんの叫び声で消されて分かんなかったが、やっぱり彼らのご友人。個性豊かである事は伺える。
「じゃあ、そろそろ行くか。」
そう言ってグルッぺンさんが歩き出すとみんなついて行った。こういう所は団結力あるんだなぁ。
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しらたまみるるん - うおおおおおかみさくさいこういっしょうおがみます（よみにくいね⭐） (11月10日 21時) (
レス) id: ef9723c520 (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - 森の民さん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただけて光栄です！！ (2022年8月23日 19時) (レス) @page50 id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - うおおぉ！最後まで尊かったです！さいこうだー！ (2022年8月23日 18時) (レス) @page50 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - あずきさん» いえいえー！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 紲那さん» コメ返ありがとうございます‼そうなんですね！教えていただき、ありがとうございます！！！ (2022年8月17日 4時) (レス) id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
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