幼女じゃないもん22 ページ26
80人の評価(合ってるかな？)ありがとうございます！！
僕バカだから何かいっぱい評価してくれてるーって言う感想しか浮かばなかったけど、それだけの人が面白いって思ってくださってると考えると嬉しいです！！ありがとうございます！！
―――――――――――――――――――――――
バイキングからの帰り道、バイト先のコンビニでアイスを買った後、いつかも寄った公園に行く。
「相変わらず暑いっすね…。」
アイスを食べながら言う塩戸くんに
『そうだね…。夏だもんね。』
と返す。もう夕方なのになぁ。
そこから何を話していいのか分からなくなってしばらく無言の時間が続く。付き合ったとはいえ、まだまだ距離感が掴めてないのだ。仕方ない。
無言を破ったのは塩戸くんだった。
「先輩、明後日部活も休みなんです。先輩は何か用事ありますか？」
『うっ、ううん。無いよ。』
「じゃあ、映画、見に行きませんか？グルッペンさんが要らん気効かせて映画の券2枚くれたんです。いつも見に行くようなやつじゃないし、日本の映画じゃないんですけど、良ければ…デート…したいなって…。」
『よっ、喜んで行かせていただきます…。』
「ホントですか！？」
そう言って塩戸くんはキラキラと目を輝かせた。こくんと頷くと
「…よかった……。断られたらどうしようってヒヤヒヤしてました…。」
と心底ほっとしたような表情で言われる。
「…じゃあ先輩、帰りましょうか。」
塩戸くんから差し出された手をちょこんと掴む。アスファルトには手を繋いで帰る二人の男女の影が夕焼けによって映し出されていた。
ちょっとぎこちない私達の恋はまだ始まったばかり。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 418人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しらたまみるるん - うおおおおおかみさくさいこういっしょうおがみます（よみにくいね⭐） (11月10日 21時) (
レス) id: ef9723c520 (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - 森の民さん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただけて光栄です！！ (2022年8月23日 19時) (レス) @page50 id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - うおおぉ！最後まで尊かったです！さいこうだー！ (2022年8月23日 18時) (レス) @page50 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - あずきさん» いえいえー！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 紲那さん» コメ返ありがとうございます‼そうなんですね！教えていただき、ありがとうございます！！！ (2022年8月17日 4時) (レス) id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
