＊隣のキム家＊2 (ページ29)

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最終話ページ29

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そのままソクジンとキム家へと向かえば、先に出発した弟たちはもう帰っているようで

外にいても家の中から聞こえてくる声に、ソクジンとふたりで顔を見合わせて笑う

『懐かしいでしょ？』

JN「昔はあんなに騒がしいと思ってたのに。」

帰って来たって感じがする、なんて嬉しそうに笑うソクジンに続いてキム家へとお邪魔する

JK「あ！かえってきたー！」

JM「ジンヒョン！ヌナ！おかえり！」

TH「プロポーズ成功した？！」

HS「したでしょ！一緒に帰って来たんだし！」

NJ「やっとだね！待ちくたびれた！」

JN「おかげさまで！みんなも協力してくれてありがとね！」

『み、みんな知ってたの？！』

みんなが知ってたのも恥ずかしいけど、年下にやっとくっついたのかみたいな空気を出されてちょっと気まずいんだけど…！

TH「そうだ！ヌナ目とじてて！」

JM「開けちゃだめだよ！」

JK「ゆんぎひょーん！」

そんな事を考えていると、急にテヒョンとジミンに目を閉じるように言われて

思わずソクジンを見ると、言う通りにしてあげてと耳打ちされて、とりあえず目を閉じる

少しの間待つと、隣にいるソクジンが小さく笑う声が聞こえてきて

JN「開けていいみたいだよ？」

その一言で目を開けると

それぞれ一輪の薔薇を手に持った弟たちが並んでいた

『……みんな、どうしたの…？』

YG「じゃあジョングクから。」

JK「あい！ジンヒョンのおよめさんになっても、ぼくのこともすきでいてね！」

TH「僕の大好きなジンヒョンと一緒にいてくれてありがとう！」

JM「ヌナもジンヒョンも大好きだよ！」

NJ「僕たちのヌナになってくれてありがとう！」

HS「やっぱりジンヒョンの横にはヌナがいてくれなくちゃね！」

YG「てことで、これからもよろしくヌナ。」

『……っ、こんなの聞いてないっ…！』

JN「今日のAは泣いてばっかりだね。」

一言ずつ添えながら薔薇の花を渡してくれるみんなに、また涙が溢れてくる

YG「花屋行ったら、こいつらも買いたいって言うからさ。」

JN「みんなAのこと大好きなんだから！ヒョンちょっと妬けちゃうよ！」

嬉しそうにこっちを見るみんなの顔を見ていたら、ますます涙が止まらなくて

JN「これからも僕と、騒がしい弟たちをよろしくね！」

『…っ、もちろん！』

これが、私と隣のキム家です！

___(完)