20年目の両片想い 降谷零 安室透

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江戸川コナンside

朝、今日はウサギ小屋の当番だったから早く学校へ行く為朝早く家を出た

(あれは____安室さんと、、誰だ？)

ポアロの前を通った時安室さんと親しく(？)話している女の人がいた。見たことない顔でスーツを着ていた


(安室さんと同じ公安の人か__？)

安室さんがいつもの愛想を振りまいている笑顔じゃなくて結構真顔で真剣な顔をしていた。女の人もどこかただのお客ではない面持ちだった

(、、いや、組織のやつらの可能性もある)

安室さんはバーボンとして黒の組織に名を連ねている。本当の正体は公安警察で潜入捜査として入っているのだが、、

(、、言い争ってる？？)

何やら仲が悪い感じだった。今までに見た事ない安室さんの顔に少し驚きつつポアロを後にした




そして___


(！！！朝の女の人！！)

夕方、蘭と一緒にポアロに行ったら朝と同じ女の人がカウンター席に座っていた


気になったら即行動！な俺はすぐさま話しかけ同席するよう頼み込んだ


｢、、、思い出した｣

｢え？？｣

｢朝、ポアロの前通ったでしょう。私のこと2度見してたわよね｣

｢？、？！？｣


朝俺とは一切目が合わなかったはずだ。それどころかこっちに目線なんて向けていなかった

それなのに、この人は俺の顔を、俺が見ていたことを覚えていた


(一般人なはずがない。どっちだ、組織か公安か、、)


2択に絞らずにはいられなかった。安室さんと親しげに話していたあの様子から察するにもし公安だったら同僚なはず


俺のことをジッとみて密かに疑いの目を向けてきた

(俺の正体は知らないはず、下手に怪しまれたらまずい！！)


その後蘭とも一緒に話し名前も教えてくれた


有田つぐみ


(偽名っぽいな、、けど一応調べてみるか、)


しばらくすると安室さんが忘れ物をとりにきた、とポアロに入ってきた

(これで安室さんとの関係が！！)

情報が得られる！と思った俺とは裏腹に2人は一切隠す気がないのか朝と同じような顔で口喧嘩をおっ始めた

安室さんとはただの高校からの付き合いと言っていた。あの仲を見るに本当なのだろう


それにしても_____


(仲悪すぎだろ！！！安室さんに至っては赤井さんといい勝負してんじゃねえか？！)

そう思わずにはいられなかった。けどこれで有田つぐみの情報が少しだけ集まり調べやすくなった



安室さんと車で帰る流れになった
盗聴器を仕掛けたかったが、有田さんは一切の隙すらなかった




(本当に、何者なんだ____)

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