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「これ頼む」

「ええ」

「、、いつまで不貞腐れているんだ」

「別に」

「、、、その書類今日までだからな」

「わかってる」


合コン事件(?)から一夜明けた今日。私と降谷零は朝から登庁しており今日は一日中書類仕事におわれる


私はというと昨日の私の為に怒ってくれた彼への照れくささと嬉しさ8割、あの場でも口が悪い彼への怒りで2割、とそのせいで素っ気ない態度になってしまっている



(同期として、高校からの腐れ縁として私のことを大切に思ってるのは知ってる)


私達はお互いもう自身しかいないのだ。お互いの共通した同期はもう亡くなってしまっている

だから


どちらかがいなくなればひとりぼっちになってしまう。私は彼が口は悪くも根は優しい人だと9才の頃から知っている


(早く幸せになってほしい)


私では貴方を幸せになんてできないけれど





「あ!羽根Aさんですよね?!」

「はい。」

「僕、少し前からここに配属された田中光一といいます!羽根さんが僕の直属の上司だと言われて__」

「、、思い出したわ。ここ最近は別件で動いていてね。挨拶が遅くなってごめんなさい。羽根Aです、どうぞよろしくね」


書類で山積みの自席につこうとした瞬間、隣りの席である田中光一、今日から私の部下である彼にとめられた



「何点か質問があるんですけど」

「どこ?」

「ここが_____」


田中くんの質問を真剣に受け答えしていたが、後ろからどす黒いオーラを放った口悪金髪ゴリラがガン見している

(怖いわね、、なに、私がいじけてるのそんなに怒ってるわけ?!)

ゾッと寒気がした。原因はよくわからないが今日は彼に話しかけない方がいいだろう



「ありがとうございます!!」

「いえいえ。わからないところがあったらいつでも」

「あ、じゃあお言葉に甘えて、、、こっちの書類のことも聞きたいのですが、」

「ああ、これは_____」


バンッ


「な、なに、、?」


またまた田中くんに説明しているとガン見していた彼は新しい書類を持って私と田中くんの間に割って入ってきた


「こいつは口は悪いが仕事はできる。教えるのも上手い。だからこの書類、頼んでもいいか?」

「やります!!」

「、、ちょっと自分でやりなさいよ。それともなにできないの」

「そんなわけないだろう。ただお前に教えて貰ってるんだからこれくらいすぐできるだろうと思ってな。それともなんだ、教えるのは自信なかったか」

「あんたよりはあるわ」

「ほぉーー」

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まつゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください (2020年5月4日 10時) (レス) id: b2ca3dc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 更新待ってます!頑張ってください (2020年4月28日 15時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
るあ。(プロフ) - 更新待ってます!頑張ってください!! (2020年4月20日 11時) (レス) id: ef18dc2e9e (このIDを非表示/違反報告)
ふらいどぽてと(プロフ) - 壟薇さん» 温かいコメントありがとうございます!!!学生の身でしかも受験生と忙しく、更新停止となっていますが落ち着き次第更新再開するので待っていただけると嬉しいです!! (2019年9月4日 22時) (レス) id: 7089085833 (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - すごいいいです!!!!こういう感じのんすごい好きです!更新頑張ってください! (2019年9月4日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふらいどぽてと | 作成日時:2019年6月16日 13時

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