20年目の両片想い 降谷零 安室透

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江戸川コナンside


｢お、お姉さん何かあったの？！？！｣

｢ごめんねコナンくん。この頭がおかしすぎて3回忌迎えちゃった男があまりにも狂ったこと言うからびっくりしちゃって、、｣

｢さ、く、、、あ、安室さんとお電話中、、？｣

｢ええ。よくわかったわね。周知の事実って感じね｣

｢あ、い、いや違くて、、｣


朝、駅でこの人、有田つぐみさんとどうやってまた会うかと思考を巡らせていたら運良く会えたのでほぼ強制的に毛利探偵事務所までこさせた。もちろんおっちゃんがいるってわかった上でだ


(悪い人では絶対ないんだよな、、それに、)

安室さんと高校時代同級生だったってことは安室さんの本名も知っているはず


昨日有田つぐみを調べたがめぼしい情報は得られなかったからただの俺の勘になっちまうがこの人はたぶん___


なんて有田さんが電話に出る為外に行っている間思っていたら有田さんが大きな声を上げたのですぐさま駆けつけた、が、、、



｢あんた本当に学校通ってた？？小学校からやり直せば？？言葉の意味しっているの？それともなに、合コンのこと合唱コンクールの訳だとでも思ってるわけ。だから行くって？｣


『そんなわけないだろ！！お前の方こそ幼稚園からやり直したらどうだ？僕はお前の行く合コンに行くと言ったんだ。それともなんだ行くという動作の意味を説明すればいいのか』


｢あ、あはははは、、｣


安室さんと口喧嘩をしていた。電話越しにだが、

この口喧嘩を聞くのは昨日ぶりだけどすごい迫力だな。なんでこんな口喧嘩になったのかわからないが壮絶だ


(つーか俺の前でこんなに素をさらけ出し合っていいのかよ、、、)



｢だいたいなんであんたが私の行く合コンにくるのよ。私の友達とも初対面でしょ｣

『目の前に怪しいストーカーがいるのを聞いて見て無ぬフリするわけないだろ』

｢だから私が行って注意するって言ってるでしょ｣

『お前だけじゃ不安なんだ！！』

｢何を言っているの？？学校時代からあんたと私は同じ成績じゃない！｣



(、、、もしかして___安室さん、)

少しつっかかりがあったので集中して聞いているとあるひとつの考えに辿り着いた


(、、話の内容は詳しくはわからないけど、安室さんは有田さんがそのストーカーと会うことが心配で一緒に行くって言ってるんじゃないか？)


『何時からどこでだ』

｢教えるわけないでしょ｣


プチッ


うわ、有田さん電話切りやがった、、
これは、、、大変だな、安室さんも__

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