あなたの翡翠の光に。 (ページ9)

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9. Side コナンページ9

Side 江戸川コナン

今日は赤井さんと話すことがあったから

俺ん家、

つまり工藤邸に向かっていた。

もう、すぐそこまできたところで

なにかが落ちてる...？

いや、人だ.....！

細い女の子が倒れていた。

俺は急いで赤井さん、

いや、昴さんに電話をかけた。

昴さんの姿をした赤井さんは

すぐに来てくれて、

工藤邸に運んだ後、

灰原に見てもらうと、

なんとも言えない、

複雑そうな面持ちで部屋から出てきた。

コ「...灰原？...どうだった？」

哀「.....まず、やっぱり身分を証明するものは持ってなかったわ。
.....でもそれより...」

昴「どうでしたか？」

哀「.....単刀直入に言うわ。
彼女、確実に暴行を受けていると言っていいわ。しかも、日常的に。」

その言葉にふたりして目を見開いた。

哀「そして体調面だけど。
過労と栄養失調、重度の貧血。
あとストレスから来ると思われる
心因性の発熱。
ざっとこんなところかしら。」

コ「.........」

昴「まあ、あとは彼女が目を覚ますのを
待つしかありませんね。」

どうしてあんなところに倒れていたんだろう。