【文スト】 素敵帽子の溺愛する彼女は最強無敵の電撃姫 Part2

電撃×57 ページ13

side夢主

「おい太宰、手前腕が…」

「中也、A、死ぬ前に一つ言いたいことが…」

(こやつ…)

本気で中也は太宰の身を案じる

「何言ってやがる！手前がこんな所で」

「バァッ」

マジックの様に隠してあった腕を出す

顔はまるで悪戯が成功した子供の様だ。


「そんなことしてる暇があんならあの悪夢どうにかする方法考えろ！」


怒り心頭で太宰の胸ぐらを掴む中也。


キセルを吸おうと懐から取り出せば真っ二つに折れてしまっている��中也から貰った��キセルだった物が


それを見て顔を真っ青にさせる双黒。


それもそのはずあての頭の上には鳴神発生時に生ずる光輪があるのだから。


『ほんに、やってくれおったのぉハゲザル。

__________________只では済まさんぞ』



「ちょい待ち」

殺してやろう、と走り出そうとしたとき太宰があてに触れて無効化する


『…何のつもりや』


「何もかれも、此処で鳴神撃たれたら横浜壊滅しちゃうよʅ(◞‿◟)ʃ」

ヤレヤレと首を振る太宰


『……加減くらいあてかて出来るわ』

「うん、駄目ね」

『チッ』


イジケテ中也に抱き着き胸に顔を埋めれば頭を撫でる暖かい手


「帰ったら新しいの買ってやるよ」

「せなら、ええよ」

背中に回した手に腕に力を入れる

「ちょっとちょっと〜私の前でイチャつかないでよ」

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