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『うわぁ…凄い綺麗…！！！』
壱馬「ほんまやな…」
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お店の二階にあるバルコニーに出ると、夜空には満天の星が広がっていて、壱馬と目を見合わせた。
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壱馬「朝ニュースで��今季一番の寒さです��言うてたけど、こんな綺麗なもん見れるんやったら最高やな」
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そう言って笑いながら夜空を見上げた壱馬は、私に上着を渡したせいで、こんなに寒い中シャツ一枚。
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これじゃ、私より壱馬が絶対風邪ひくじゃん！
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『壱馬、やっぱりこの上着着て！ランペ、ツアー始まるのに風邪ひいちゃ駄目だから』
壱馬「んー…確かにそうやな」
『でしょ？わざわざ貸してくれてありが…』
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借りた上着を脱ごうとすると、それを制するように後ろから私をガシィッと抱きしめた壱馬
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『え、なに？』
壱馬「…Aも俺も、風邪ひいたらあかんからな」
『うん、？』
壱馬「これやったらどっちも風邪、ひかんやろ？」
『…私はあったかいけど。壱馬は？』
壱馬「あったかいよ？Aは人間カイロやな〜」
『何それ』笑
壱馬「いや、ほんまやから」笑
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お酒も入ってなのか、いつもより喋り方と言葉がフワフワとしてる壱馬がおかしくて、笑っていると後ろから左右にゆらゆらと好き放題揺らされる。
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仕返しの意味で壱馬に思いっきりもたれかかるものの、それは通用せずにさらに強く揺さぶられてしまった。
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『やめてよ、眠たくなっちゃう』笑
壱馬「寝たらええやん」
『壱馬が背負ってってくれるの？』
壱馬「当たり前やろ」笑
『嘘嘘！酔いも覚めてきたし、戻ろうかな〜』
壱馬「…そう？俺はもうちょいおるわ。1人で戻れるか？」
『流石に戻れるよ！何歳だと思ってんの！』笑
壱馬「…確かに、そうやな」笑
『上着、ありがとね！』
壱馬「おー、」
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身長差はそこまでないものの、腰に回された腕がゴツゴツとしていて少しドキッとしたのは壱馬に内緒。
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赤くなった耳がバレないように、
いち早くその場から歩き出した。
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壱馬「…っ(やっば、心臓止まるか思った…抱きつくとか…っ、俺はほんまに何やってんねん！！)」照
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てぃの(プロフ) - 樹くん大好きなのでたくさん絡んで欲しいです！ (2020年2月18日 23時) (
レス) id: defaa21bb3 (このIDを非表示/違反報告)
蓮夢(プロフ) - 綾瀬さん» 読んでくださりありがとうございます！ (2020年1月26日 16時) (レス) id: 88e106821a (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬 - 早く続きがみたいです。頑張ってください！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 006049a680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮夢
| 作成日時：2020年1月11日 16時
