恋愛不適合者達の恋

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WN「…何だあいつ、知り合い？久しぶりのすっごいの来たな」







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隣のレジからニヤニヤと笑うこいつは
幼馴染のチョン・ウォヌ







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『…後輩』




WN「へー、イケメンだな」




『…そうだね』




WN「すげーモテてるんじゃない？」




『…そうだね』




WN「約束って絶対セック」『ねえ黙って』








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私の気持ちも知らずに傷をえぐってくるなよ！！








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WN「あ。もしかして、前言ってた好きな奴？」




『…別に』




WN「はいはい(笑)今夜はスニョンと3人で飲むぞ〜」







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いや、明日大学あるし…とは思いつつも、少しでも気を晴らすために飲んで飲んで飲みまくりたい。






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こんな時にすぐ会える幼馴染って救われし
すごくありがたい。コマプタ







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そうと決まればバイト終わりにコンビニで缶ビールやつまみを買って、すでに私の家にいるというスニョンのもとへと急ぐ。








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ウォヌは少し離れた場所に住んでいるけど、スニョンとは同じマンションでしかも部屋が隣同士の為、いつでも入れるようにってお互いに合鍵を渡してるから、こんな時にはすごく便利なんだよね。








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SN「おっかえりー！あ、お風呂借りたよーん♡」







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家に着けば、私の家に勝手に常備されているスウェットパジャマを着て自分の家のようにくつろいでいたスニョン。







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日に日にスニョンの私物が増え散らかっていく私の部屋。いつも片付けてって言ってるのに…。







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SN「お！！俺の好きなチューハイもあるじゃーん！！さっすが幼馴染だな！！」




『買ってこないとうるさいからでしょ…』




SN「さっ、嫌な事は飲んで忘れるんだ！！かんぱーい！」




『えっ、ちょ、もう！？』




WN「かんぱーい」




『…乾杯」







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まだリビングに入ってきたばかりだっていうのに
私達は立ったまま乾杯をして一気に流し込んだ。









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