女優と恋廉 (ページ18)

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♪ SP ページ18

蘭side

私たちは3年生になった

夢ももうすぐ1歳になる

みんなに協力してもらいながら

子育てと学業を両立している

そろそろ進路を決めなきゃいけない

私は子供にお金が必要だから働くことになった

秀一もそうするって言ってるんだけど

私は秀一には自分の進みたい道に進んで欲しい

『ねぇ、秀一、』

明智「ん？」

『ホントに働くの？』

明智「おう、だって、蘭も働くんだろ？」

『そうだけど、秀一には進みたい道があるのに、なんで進まないの？私は大丈夫だよ？』

明智「そんなことに金は使えねぇよ、夢も
いるんだぞ？」

『そうだけど、夢が大きくなった時に、勉強とか聞かれた時に困るんじゃないかなって、』

明智「大丈夫だって、道枝も長尾もいるんだし、な？」

『でも…』

明智「蘭は？どこで働くんだよ？」

『私は、保育園の事務仕事に入れてもらった、一応パソコン使えるし、夢もそこに預けさせてくれるって』

明智「そっか」

『だから気にしないで秀一は大学行って？』

明智「……わかった、あ、無理はするなよ？なんかあったら言えよ？」

『うん、大丈夫、あ、そういえば、どんな仕事したいの？』

明智「今んとこ、保育関係かな、夢と過ごしててさ、楽しいなって思って、」

『じゃあ、早く保育士になって、夢の先生になってよ？』

明智「おう、」

よかった、大学行ってくれる

次の日_____

東条「明智！大学いくってホント？」

明智「おう、蘭が行けって、まぁ将来のためにも？」

『私、命令してないじゃん！行ってほしいって言っただけだよ！』

明智「また、これからも頼ることたくさんあるだろうけどよろしくお願いします」

『私からもよろしくお願いします』

東条「任せとけって、なぁ、若林」

若林「うん、たくさん頼ってよ」

明智「ありがとな」

『ありがとう』

原田「グッモー！」

「「グッモー！」」

原田「さあ、今日は卒業式の指揮と伴奏決めるわよ」

若林「のぶお、このクラスからだすの？」

原田「そうなのよ、ジャンケン負けちゃってね」

東条「ジャンケンなんだ…笑」

『先生、私、伴奏やります』

原田「お、いいじゃない、楽しみにしてるわ」

『ありがとうございます』

明智「じゃあ、俺、指揮やるわ」

「「おぉー」」

原田「楽しみね」

東条「夫婦2人の指揮と伴奏か～」

明智「なんだよ、」

東条「いーや？別にー」