女優と恋廉 (ページ12)

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○ ページ12

永瀬side

やっとLINE交換できたのに…

朝、Aのことを知らせる、情報番組

俺は、突っ立ったまま、動けなかった

今すぐ病院に飛んで行きたかった、

でも、今日はLIVEの打ち合わせ

休むわけにはいかなかった

Aは結構人気で、俺のマネージャーも好きな女優は「A」って答えるくらいだった

メンバーも、暗かった

ずっと、頭の中Aのことでいっぱいだった

仕事終わりは家に帰らず病院に送ってもらった

ちょうど明日は仕事が休みで、来れた

病室に入ったら、ベッドで眠っているAと側に座ってる、マネージャー

永瀬「容体、どんな感じなんすか」

マネ「まだ、わかんない、目を覚ますまではなんとも…」

永瀬「そうなん、ですか、」

マネージャーは右手を握っていたから、

俺は左手を握った、あの時、俺が送っていれば

こんなことにならなかったのに…

永瀬「A…起きろよ、」

ピクッ

永瀬「A…？」

『ん…』

マネ「A、わかる？」

『マネ…永瀬さん…』

マネ「ナースコール押すわね！」

俺はいてもたってもいられず思わずAを抱きしめた

永瀬「よかった、目、覚めて、あの時俺が送ってればよかった、そしたらこんなことにはならなかったのに…」

『永瀬さんのせいじゃないです』

永瀬「いや、俺のせいや、ほんまごめんな、」

『そんな自分を責めないでください、大丈夫だったんですから！』

医師「記憶も安定してますし、大丈夫でしょう、念のため1日入院してもらいます、明日には退院できますよ、誰かお迎え来れる方いますか？」

永瀬「俺が来ます、明日仕事休みなんで」

『いいんですか？』

永瀬「俺が来たいんやからええの、」

『じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて、』

マネ「あら、いいの？ありがとね、」

永瀬「いえ、大丈夫です、」

マネ「じゃあ、私は今日は帰るわね」

『うん、ありがとう、』

永瀬「なぁ、もう一回抱きしめてええ？」

『うん、いいですよ？』

永瀬「なぁ、」

『…？』

チュッ____

永瀬「やっぱり、好きだ、」

『っ…もう1回、キスしてください、』

永瀬「ええよ、」

チュ_________________________

息するために開いた口を狙って舌をいれた

『っは、っん、！ちょ、っん、んぁ』

ちょっと、深すぎたかな、

永瀬「俺スカの撮影の時より、気持ちよかった？」

こんなこと聞く俺はずるいと思う、

『好き、です、私も』

永瀬「ほんま？」

『うん、』

永瀬「俺と、付き合ってください、」