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『あれっ、』
「どうしたの？」
『携帯…、』
間宮さんを支えながら繁華街を抜けると、携帯がないことに気がついた。
『もしかして店のテーブルに置きっぱかも…』
「まじ？お店に電話してみるね？」
『ごめん、ありがとう。』
お店に電話をかける江原さん。
お店の人と話をする江原さんを後ろに、地面にしゃがんだ間宮さんの手から落ちた鞄を拾う。
「ありがとうございまーす」
電話を切ると、
「お店にあったって！良かったね！」
と笑みをこぼし、取りに行こう！と私の腕を掴む江原さんを慌てて制した。
『道わかるし1人で大丈夫！それより莉音ちゃん座り込んじゃってるから一緒に帰ってあげて！』
「でも…大丈夫？」
『大丈夫！ありがとう！』
心配顔の江原さんに間宮さんの鞄を手渡し、
『今日は誘ってくれて楽しかった、また行こうね』
江原さんを見て微笑むと、心配そうな顔から笑顔になる江原さん
「あたしも話せて楽しかった！また絶対行こう！」
携帯あったらLINEして！と連絡先を追加したばかりの携帯を振る江原さんに頷くと、しゃがみこんでいる間宮さんの肩を叩く。
「Aっちどこ行くのぉ？」
「ほらしっかりして、帰るよ！佐伯ちゃん気をつけてね、」
『うん！』
「またねー！」
両手を振る間宮さんに手を振り返し、繁華街を足を早める。
「お姉さん店探してます？」
「一人飲み1500からしてますけどどうっすか？」
『大丈夫です』
キャッチの声をスルーしながら、歩くこと10分。
店に入り携帯を忘れたことを伝えると、笑顔の店員さんが、レジ下から携帯をだしてくれた。
『ありがとうございました！』
ぺこりと頭を下げ、店を出る。
駅へと繁華街を歩きながら、スマホに目を落とすと22時37分の時刻の下に、数件のメッセージ通知が表示されていた。
�犒搬咾△辰燭茵�今日はありがとう！楽しかった！��
友達追加したばかりのLINEのトークを開き、江原さんに連絡をするとすぐに既読になった。
�猯匹�った！気をつけて帰ってね！また行こうね〜！��
可愛いうさぎのスタンプに笑みをこぼし、その下の20人以上いるグループトークを開く。
�犧�から帰ります！��
メッセージを打ち込み数秒で、既読マークが3、4、と増える。
�猯参髻�気をつけて！��
�爐匹海念�んだの？��
お洒落なアイコンの直人くんと敬浩くんの下に、
�猯詆佑糧鵬擲垢離弌次���
��23時過ぎには駅着きます！��
とメッセージを打ち、携帯をポケットにしまい、顔を上げた。
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やぁ(プロフ) - こんばんは。はじめまして！この作品が大好きで何度も読ませて頂いております。9のパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願い致します！ (4月8日 23時) (
レス) id: afb0f19d33 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - こんばんは🌃いつも楽しく見させて頂いています。９のパスワードを差し支えなければ教えて頂けないでしょうか? (1月3日 21時) (レス) id: 9ba221d380 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - はじめまして。この作品が大好きで何回も読ませていただいております！もし、差し支えなければ9のパスワード教えていただかないでしょうか？ (12月16日 16時) (レス) id: 8ef99b4bc6 (このIDを非表示/違反報告)
博子(プロフ) - 続きが読みたいので、パスワードを是非教えて下さい！ (9月17日 7時) (レス) id: dc8dec8862 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 初めまして。最近この作品と出会って一気に読ませていただきました。続きはもう読めないのでしょうか？ (7月14日 10時) (レス) id: 222fa2acf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jiu.
| 作成日時：2019年6月2日 20時
