Twilight【ENHYPEN】 (ページ3)

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sideA

父｢だからお前にその世話人を引き受けてほしい｣

わたしが！？！？
驚いているとお父さんは申し訳なさそうに
こう付け足した。

父｢せっかく大学に入ったばっかりなのに申し訳ない。｣

まあ大学入ってからなんにも面白いものないし……

『わかりました。うまくできるかわからないけど引き受けます。』

母｢ありがとう。じゃあこれ。私が世話人をしてた頃のメモを渡しておくね。｣

『ありがとう。』

母｢急だけど、今夜から世話人が必要みたいなの。荷物くらいは取りに帰ってきても平気だからとりあえず１日分持って行ってきてくれる？｣

『わかった。』

私は荷物をまとめて両親に挨拶してから
洋館に向かった。

洋館までの道は思ったより険しくなくて陽の光も
入っていた。

歩いていると洋館の目の前に着いた。

不気味な噂はあるものの洋館自体は
まだ綺麗だった。

重い扉を開けて中に入ってみる。

『すみません、新しい世話人のAです。』