Twilight【ENHYPEN】 (ページ2)

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不気味な洋館と住人ページ2

sideA

私は至って普通の大学生。

のはずだったんだけど、今よくわからないところに来ている。

事の発端は両親からある話をもちかけられたことだ。

母｢A、ちょっとリビングに来てくれる？｣

『うん。わかった』

言われた通りリビングに向かうとそこには両親の姿があった。

父｢ちょっとここに座ってくれる？｣

『は、はい』

緊張した面持ちの2人。一体今から何を話されるの？

父｢Aは、この辺りの地域にある洋館の話は知ってるよね。｣

『はい、なんとなくは……』

もうずっと昔からあってそこには化け物が住んでるとか住んでないとか……考えただけで不気味だ。

母｢実はね、家は代々そこの世話人をしてきたのよ。お母さんも実はそうだったの。｣

『え？？でもお母さん看護師じゃ……』

母｢昼は看護師、夜は世話人をやってたの。だけど今度新しく住人が3人増えるらしくて、さすがに夜だけじゃ人が足りないからって泊まり込みで働く人が必要みたいなの。あの洋館の人達、ほんっとに動かないから｣

お母さんはそう言って苦笑いした。
世話人は初耳すぎるし
泊まり込みで働くって、誰が？

父｢だから、お前にその世話人を引き受けてほしい｣