第8話 ･ ページ10
私はそれからしばらく泣いた
やっと心が落ち着いてきた頃
燈「………A、
まずは俺のこと気にしてくれてだな、知らなかったよ」
『と、燈矢にぃ…！？
だ、だって燈矢にぃずっと訓練訓練って…だからぁ…私…』
さっき止まった涙がまた溢れてしまいそうになった
燈「大丈夫だ、俺とお前は"同じだ"」
ﾆｯｶっと効果音がつくような笑顔で燈矢にぃが言った
『う、うん…！そうだね…！』
多分、この時からだったと思う、
─────────燈矢にぃしか見えなくなったのは
━━━━━━━━━━━━━━━
燈「A、明日から俺と一緒に個性訓練しない？」
『燈矢にぃと、私だけで…？』
燈「うん、そうだ、
これは俺とお前の秘密の特訓だからな」
この話を振られた時、
"うん"以外の回答なんて思い浮かばなかった
『…うん…！やる、やりたい！！！
──────────二人で最強のヒーローになろう』
あたりまえっと燈矢にぃは言った
私にはこの言葉が酷く嬉しく、心に刻まれた
私と燈矢にぃは今日ここで 約束をした
二人揃えば、火傷や凍傷が出来ても
お互いの個性ですぐ回復できる
"二人揃えば最強"
──────絶対になろうね、燈矢にぃ
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真白 - いいね👍 すごく好き← 何様(( (2023年3月12日 1時) (
レス) @page50 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 面白くて好きです！！これからも応援してます！！ (2022年1月4日 13時) (レス) @page44 id: 5c640ffa0d (このIDを非表示/違反報告)
聖(プロフ) - 鷺依さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！更新頑張らせて頂きますので引き続きよろしくお願いします！🙇♀️ (2021年11月14日 20時) (レス) id: e2ff673f60 (このIDを非表示/違反報告)
鷺依(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいています。続き楽しみにしています！ (2021年11月14日 18時) (レス) @page32 id: 14e878a42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聖 | 作成日時：2021年10月14日 0時
