第3話 ･ ページ5
私たち双子か個性を出してから数日が経った。
エ「焦凍！！おのれの炎をもっと燃やせ！火力が足りんぞ！」
エンデヴァー、否お父さんが焦凍に向けてそう言った。
焦凍「はぁッ…はぁッ……」
『おとーさん！焦凍今すごく体が熱いよ！冷ましてあげないと火傷しちゃうよ！』
エ「A、お前は人の心配より自分の心配をしろ、お前の個性は冷の上位互換、氷結。
すなわち焦凍のSKにピッタリなんだ、だからお前には強くなってもらわなくてはならない
─────とりあえず、その甘い考え方を捨てろ！」
お父さんは私にそう言い、頬を叩いた
叩かれたところは徐々に赤くなっていった
───私たちが個性が出てからは地獄の日々だったと思う。
双子の兄、焦凍は、
火力をあげろ、己を燃やせ、とずっと言われていた
"お前はオールマイトすらも超える最高のヒーローになるのだ"
お父さんは口を開けばこればっかりだった。
それからお母さんの悲鳴、お父さんが物を壊す音、もう全てが壊れかけていたのだと思う。
私には、焦凍のSKになるのだ、とずっと言ってきた。
個性が出てからまともに燈矢にぃと会っていない。
もちろん、冬美姉さん、夏兄とも
━━━━━━━━━━そんなある日
この日は酷く蒸し暑かった
蒸し暑いはずなのに、天候は良くない
そんな日、珍しく焦凍は風邪をひいた
焦凍はその日訓練には参加しなかった
まぁ当たり前だよね
すなわち私とお父さん"だけ"で訓練だ
お母さんは焦凍の看病で今日ここにはこない
エ「A！！何度も言っているだろ！！もっと多くの氷結を出せるようになれ、多くのものを"早く"、わかったか！？」
『……はい』
私は、手に集中を向け、氷結を出した
──────────その瞬間
"急に腕が痛くなった"
腕を見てみると自分の手から肘にかけての肌が
"青紫色"に変色していた。
体が寒い…なんで？凍え死 にそうだよ…
『お、おとうさん…』
私は薄れいく意識を必死に保とうとし、父を呼んだ。
エ「…………ｯ！！！
もしかして………燈矢と…」
冷！！！っとお父さんが叫ぶのが聞こえると共に
私は意識を手放した。
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真白 - いいね👍 すごく好き← 何様(( (2023年3月12日 1時) (
レス) @page50 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 面白くて好きです！！これからも応援してます！！ (2022年1月4日 13時) (レス) @page44 id: 5c640ffa0d (このIDを非表示/違反報告)
聖(プロフ) - 鷺依さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！更新頑張らせて頂きますので引き続きよろしくお願いします！🙇♀️ (2021年11月14日 20時) (レス) id: e2ff673f60 (このIDを非表示/違反報告)
鷺依(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいています。続き楽しみにしています！ (2021年11月14日 18時) (レス) @page32 id: 14e878a42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聖 | 作成日時：2021年10月14日 0時
