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A side
ノックをして、テテの部屋を開けた。
...あれ？
中に入ると、ベッドに座っているテテ。
テヒョン「おはよ、A」
「おはよ、起きてたんだ」
なんだ、てっきりまだ眠ってると思ってた。
テヒョン「A来るかなーって思って、待ってた」
「どうして？」
私がそういうと、にこっと笑って 首を傾けた。
...昨日の、ことかな
「昨日、連絡くれたのに返せてなくてごめん」
テヒョン「...海で何したの？」
ストレートすぎる質問、
その一言で 昨日のことを思い出してしまい、目が泳いでしまった。
だけどテテはまっすぐと私を見つめていて、その目から逃れられない。
テヒョン「..言えないようなこと？」
「いや、ちがっ」
テヒョン「こっちきて」
ベッドから立ち上がったテテが、私の腕を引っ張った。
さっきより近くなった距離に、ドクドクと心臓が音を立てている。
テヒョン「何があったか、分かんないし、もう何も聞かないけど。
...俺から離れないでよ。
何してる時も、見えるところに居て欲しい。」
「、、テテ...」
私が名前を呼ぶと、ぎゅっと私を握る手が強くなった。
テヒョン「Aの幸せな顔見るの、俺だけじゃだめ？」
その言葉の意味は、聞き返さなくてもわかる。
真剣なテテの目に耐えれなくて、思わず目をそらした。
ホソク「テヒョナ〜？起きた？」
廊下から聞こえたその声に、パッとテテの手が離れた。
テヒョン「ヒョン、起きてます」
ホソク「おーよかった、時間ないから急げよ」
テヒョン「分かりました」
このままだと心臓が張り裂けてしまっていたかもしれない、今日ばかりはホソクに感謝しなきゃ、
テヒョン「...ん、じゃあ 行ってくる」
そこから何も言わずに部屋を出たテテ。
なんだか立っていられなくて、どさっと床に座り込んでしまった。
昨日も、今日も、いろんなことがありすぎて、頭が追いつかない。
震える手を抑えようとするけど、意味ないくらい 手が震えている。
自分の心に聞いても答えの出ない話、
私は絶対に彼らを好きになっちゃいけない、
私が好きになっても、....
もう会えないんだから。
傷つくのは私だけじゃないかもしれない、
...叶わない恋だってある。
そうは分かっていても、このドキドキは収まりそうになかった。
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まい(プロフ) - めろんさん» めっちゃ嬉しいです、めろんさん、ありがとうございます！めちゃくちゃ頑張れますほんとに！楽しみにしててください〜！すき！ (2019年8月25日 21時) (
レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - めっちゃおもしろいです！更新がんばってください！ (2019年8月25日 20時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - プーさんさん» わぁぁ、ありがとうございます！描いてて楽しいので、そう言ってくださるのが嬉しいです！ (2019年7月26日 23時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - お砂糖さん» 嬉しいです、本当にありがとうございます！これからも、楽しみにしててください！ (2019年7月26日 23時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん - 最高に面白いです!!更新、無理はせずに頑張ってください!!! (2019年7月26日 13時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2019年7月24日 19時
