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テヒョン side
Aがいなくなって、半日が過ぎようとしていた。
さっきまで、隣にいたのに。
さっきまで、喋ったり、ふざけたりしていたのに。
急に姿を消したことが、怖くて信じられなくて、頭の中は混乱していた。
Aが初めてこの家に来てから、Aの存在が当たり前になっていた。
妹みたいで可愛くて無邪気で、そんなAがいるから なんでも頑張ることができてたこの1ヶ月間。
急にAがいなくなり、当たり前じゃないということを思い知った。
それと同時に、気づいた。
俺は Aのことが好きなんだ。
もし、Aの身になにかあったら、、そう考えただけで 死にたくなる。
大切な人だからこそ、自分の手で守ってあげたかった。
そんなことを想い巡らせながら、仕事なんかできるわけない。
何に対しても仕事を優先にしてきたけど、初めて 仕事よりも優先したいものができた。
ジンヒョンが、プロデューサーに謝罪の電話をした。
こういうグループ全体の責任は、いつも長男であるジンヒョンが背負ってくれる。
だけどその嫌な役を、当たり前のように引き受けてくれるヒョン。
本当に 長男がこの人で良かったと、何度思ったことか。
プロデューサーはかなり驚いて、理由を聞いてきたらしいけど、ヒョンの様子から ただごとじゃなさそうなその事態を察して、なんとか理解してくれたそうだ。
Aはどこにいるんだろう、今は何をしているんだろう、
痛いこととかされてないかな、
無事かな？
急いでAを探したいのに、何もできない自分に腹が立つ。
...その時、
ピピピピッ
ナムジュン「マネージャーだ」
一本の電話が鳴り響いた。
すかさずナムジュニヒョンがスマホを手に取った。
....何の報告？
いい報告なのか、悪い報告なのか、
一気に鼓動が速くなった。
ナムジュン「...はい、はい、分かりました。はい、すぐに向かいます。」
緊迫した表情のヒョンが電話を切った。
ホソク「Aは？」
ナムジュン「犯人が捕まったらしい。Aは、無事だ。
とりあえず 今は〇〇病院にいるらしい、向かうぞ。」
無事...よかった、
Aが無事でいてくれたことがなによりだ。
早く会いたくて、早く元気な顔を見たくて。
それだけを考えて、家を飛び出し車に乗り込んだ。
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まい(プロフ) - めろんさん» めっちゃ嬉しいです、めろんさん、ありがとうございます！めちゃくちゃ頑張れますほんとに！楽しみにしててください〜！すき！ (2019年8月25日 21時) (
レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - めっちゃおもしろいです！更新がんばってください！ (2019年8月25日 20時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - プーさんさん» わぁぁ、ありがとうございます！描いてて楽しいので、そう言ってくださるのが嬉しいです！ (2019年7月26日 23時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - お砂糖さん» 嬉しいです、本当にありがとうございます！これからも、楽しみにしててください！ (2019年7月26日 23時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん - 最高に面白いです!!更新、無理はせずに頑張ってください!!! (2019年7月26日 13時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2019年7月24日 19時
