【BTS】ご主人様の言うことはゼッタイ

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さっきまで騒がしかったリビングもすっかり静かになってしまった。
テヒョンさん以外のみんなが 家を出て仕事に向かった。


朝ごはん...どうしよう。
薬も飲まないと。
あと、暑いだろうから冷たいタオルも用意しなきゃ。



急いでお粥をつくり、タオルや薬やお水を持って、テヒョンさんの部屋に向かった。

「入りまーす」


しんどいし、寝てるだろうけど、タオルくらいかけてあげたい。
物音を立てないように そろりと部屋に入った。


「...あ、起きてた...」
テヒョン「なんか 熱くて寝付けない。」


...、ちょっとまって、

前開きのパジャマのボタンを全部外して、パタパタと仰いでいる。



ストップ...そういうの慣れてないから無駄に緊張するしやめてほしい、
チラチラ見えるお腹に ドキドキしてしまって、目をどこに向けたらいいかわからない。



「お、お水...飲む？」
テヒョン「飲むー、、蓋開けて」
「は、はい」


蓋を開けて ペットボトルを渡した、受け取る指までも熱い...。


私が持ってきたおかゆを見て、優しく微笑んだテヒョンさん。

テヒョン「作ってくれたの...？」
「うん、これならたべれるかな...って。
あっ、食べれないなら全然残してもらっても大丈夫だから」
テヒョン「嬉しい、ありがとう。誰かに看病してもらうなんて久しぶりだな...」


作ってよかった...
お粥とスプーンを手渡そうとすると、私の目を見つめて 顔を傾けて首を振った。



なに...？
というか、パジャマのボタン止めてほしいな...


テヒョン「手動かすのしんどい、1人で食べれない...」
「わ、わかった」


子供みたいに唇を尖らせて、目を潤ませている。
そ、そんな顔されたら 言うこと聞くしかないじゃん、、

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