5話 ページ6
やぁ、おはよう。
前の話で言った通り(←)今は本屋だ
籠の中には歴史ものや推理小説、ホラー系etc..
いっぱいいっぱいだ(汗)
生憎、力はあるほうだからな。落としたりなどはせん。
だが流石に入れ過ぎたかもしれない…
そろそろ会計に行くか
貴｢(おぉ、壮観だな)｣
本屋を出て、通りにでる
紙袋の中を覗き込み本の量に少々笑が漏れる
貴｢(まずは何から読もうか)｣
この時私はかなり浮かれていた。
ﾄﾞﾝｯ 人にぶつかった音
ﾋﾞﾘｯ 何かが破ける音×２
ﾄﾞｻﾄﾞｻｯ ﾊﾞｻｯ 何かが大量に落ちる音
貴｢！すみませ…え？｣
｢お、……？｣
嫌な音がしなかったか？
貴｢(ﾋﾞﾘｯとﾊﾞｻｯってまさか…)｣
紙 袋 が や ぶ け た
貴｢本…！｣
｢悪ぃ！｣
？2つほど破ける音がしなかったか？
貴｢！そっちも破けて…すまない！｣
相手の方の紙袋も破けたようだ。
しかも散らばったのは本だけ
最悪なことに相手の本も混ざってしまったようだ。
｢いや、俺が前見てなかったからだ。悪かった｣
貴｢ここじゃ人が多いな…
散らばったのを全部持って移動しようか｣
｢ああ。｣
近くのカフェに入った。
紙袋はカフェの店員さんに貰ったが何故か引いていた。
ぶつかった相手は髪色が特徴的な青年で、綺麗な目をしていて、思わず見入ってしまいそうになった。
｢汚れてはないな。｣
貴｢！あ、あぁ。不幸中の幸いだな。｣
少しどもったが、あまり気にしていないようだ。
貴｢どれが自分のか分かるか？｣
｢結構買ったからな…｣
貴｢同じくだ。｣
｢記憶にあるものから取っていくか。｣
貴｢ああ。｣
本で埋まったテーブルから1冊ずつ取っていく。
2人の間に沈黙が流れるが気にしたら負けだ。
とうとう最後の1冊になった時
｢これお前のか？｣
貴｢いや、違うと思う｣
｢俺のでもないと思うんだが…｣
｢…｣｢…｣
｢お前これいるか？｣
貴｢良いのか？｣
少し気になっていたから貰えるなら貰いたい。
｢ああ。俺がぶつかったからな｣
貴｢こちらも前を見ていなかったからな…
まぁ、ありがたく頂こう｣
カフェを出てさっきの通りに出た。
｢今日は悪かったな｣
貴｢こちらこそ。｣
本を落としたことは不覚だったが、1冊貰えたから良しとしよう。
｢(意外とこの本面白いな)｣
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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。 (2018年10月3日 3時) (
レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 本当ですか！良かった…うっ…はい。これからはちゃんと見ます！常陸さんの占ツクについての注意する時の態度＆注意された時の態度読ませて頂きました！全くその通りだと思います！オリジナルタグ？を付けては駄目というのも理解出来ました！これからは気を付けます！ (2017年6月30日 23時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
常陸(プロフ) - 甘々さん» ちゃんと外せていますよ。今度からは気をつけてくださいね。 (2017年6月30日 21時) (レス) id: b80b1f4f78 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 掃除人さん» 掃除人さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 常陸さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘々 | 作成日時：2017年1月28日 19時
