16話 ページ18
｢…ぇ、おい………タ｣
黒か白か、色があるのか無いのか、明るいのか暗いのか、よく分からなくてふわふわする。
なんだか良く分からないけど、まだ此処にいたい。
｢そ…の、アン…だよ。きん…の｣
｢きんぱ…って…れ？｣
｢お前じゃない！！！｣
突然の大声にスッと急に頭がクリアになる。
目もハッキリ見えた。
意識が落ちる前の事を思い出す。
あぁ、寝てしまったのか
と心の中で呟いて、重い頭を持ち上げる
｢｢あ、起きた｣｣
と、同時に固まる。
さっき思考が安全運転している事を確認したばかりなのに、停止した。
取り敢えず…お礼？
貴｢起こしてくれて有難う御座います。｣
耳｢うん。まぁ、そろそろHRだし。
名前とか色々聞きたいことあるけど時間ないしまた後で話しかけるわ、ウチ耳郎響香。また後でね。｣
貴｢はい。｣
彼女はそう言って自席へ戻っていった。
後で来るんだ。
嫌という訳ではないが、しっかりと話せるか不安だ。
モヤモヤと考え事をしていると眼鏡の如何にも真面目、と言った雰囲気の子が指示を飛ばしていた。
その数十秒後、相澤先生が入ってきて挨拶を交わし、連絡事項等を話した後出て行った。
HRというものは初めて参加したが、こんなにも早く終わるとは思ってなかった。
驚いているのも束の間。相澤先生が出て行った途端、わらわらと人がこっちに向かってきた。主に女子(制服しか見えない人もいたけど、スカートだったから多分女子)
｢ねぇねぇ！名前なんて言うん！？｣
｢なんで今まで休んでたの！？｣
｢髪と目の色綺麗！！しかも超格好いい！！ハーフ！？｣
｢貴方の個性知りたいですわ！｣
んんん〜〜
聖徳太子ィィ！！！←
貴｢えっと…すみませんが1人ずつお願いできますか？あと出来れば名前も｣
麗｢あっ！！そやね！ごめんね！
私麗日お茶子！よろしくね！えっと、君の名前なんて言うん？あと、敬語はずそ！うん！｣
貴｢気波…気波A。宜しく、お茶子さん。｣
…危ない、レイナって言いそうになった…
麗｢お、おちゃｯ…！？///｣
…？何故か赤くなった…
芦｢わ、私、芦戸三奈！よろしく気波君！なんで今まで休んでたの？｣
…君？
あぁ、確かに今の格好は男子だな。
貴｢三奈さん宜しく。家庭の事情というやつだ。｣
芦｢お、おぉぉぉ///｣
…また赤くなった…
葉｢はは葉隠透！
気波君はハーフなの！？｣
貴｢いや、純粋なアメストリス…まぁ、アメリカ人、だな｣
葉｢へ、へぇ…｣
………
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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。 (2018年10月3日 3時) (
レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 本当ですか！良かった…うっ…はい。これからはちゃんと見ます！常陸さんの占ツクについての注意する時の態度＆注意された時の態度読ませて頂きました！全くその通りだと思います！オリジナルタグ？を付けては駄目というのも理解出来ました！これからは気を付けます！ (2017年6月30日 23時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
常陸(プロフ) - 甘々さん» ちゃんと外せていますよ。今度からは気をつけてくださいね。 (2017年6月30日 21時) (レス) id: b80b1f4f78 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 掃除人さん» 掃除人さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 常陸さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘々 | 作成日時：2017年1月28日 19時
