10話 ページ12
貴｢は、ははは｣
エ｢怖ぇからその笑い方やめろ！？｣
帰りたい。
物凄く帰りたい
あれからよく分からん衣装部屋に回されて、青いドレスを着せられた。
この平坦な体のラインをこれでもかと強調されてしまった細身のドレス。
腰には大きめのバラがついており、そこからフリルが見え隠れするようなデザインだ
それには念のためと盗聴器も付けられている
ただでさえこんな物を着るのは嫌なのに、色仕掛けだと…？
貴｢消えたい｣
エ｢そんなにか！？｣
対するエドは付き人という設定なので所謂燕尾服というものを身につけていた。
身長は小さいし、口は悪いが黙っていれば美少年。
エ｢今失礼なこと考えてるだろ｣
貴｢気のせいだ｣
…兄が怖い
そんなこんなで悪目立ちしているのだが、悪い事ばかりでもないようだ。
ブランもこちらをじっと見ている
貴｢とっとと着替えたいからな、仕掛けてくる｣
エ｢了解。俺も近くで見張ってる｣
貴｢頼んだ｣
ホールを突っ切るようにしてブランの元へ行く
貴｢あのぅ、貴方がブランさんですか…？｣
いつもより高い声で話しかける。
ブ｢そ、そうだよ。お嬢さんのお名前は？｣
貴｢レイナと申します｣
ブ｢レイナちゃんか…可愛いね｣
そう言ってブランは私の身体をジロジロ見てきた。
吐き気がする…
舌打ちしそうなのをどうにか押し殺して満面の笑みで問う
貴｢えっと、パーティが終わるまでご一緒させて頂けませんか？｣
ブ｢おや？それはまたどうして｣
貴｢私の叔父様に、疲れたらブランさんの所へ行って休んできなさいと言われて
私こういう所に来るのは初めてで疲れてしまいました…｣
手を合わせ、目を伏せて言うとブランはニヤリと下品な笑いを携えて
ブ｢それは大変だったねぇ…
このパーティは僕が主催者だから部屋を貸すことは出来るよ。そこへ行くかい？｣
貴｢い、良いのですか？｣
ブ｢構わないさ。その部屋まで連れて行ってあげよう。｣
そして私たちはホールから出ていった
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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。 (2018年10月3日 3時) (
レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 本当ですか！良かった…うっ…はい。これからはちゃんと見ます！常陸さんの占ツクについての注意する時の態度＆注意された時の態度読ませて頂きました！全くその通りだと思います！オリジナルタグ？を付けては駄目というのも理解出来ました！これからは気を付けます！ (2017年6月30日 23時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
常陸(プロフ) - 甘々さん» ちゃんと外せていますよ。今度からは気をつけてくださいね。 (2017年6月30日 21時) (レス) id: b80b1f4f78 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 掃除人さん» 掃除人さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
甘々(プロフ) - 常陸さん» 常陸さん通知ありがとうございます！ごめんなさい…今から変えてくるのでもし良かったら外せてるかの確認をして欲しいです！お手数かけてすみません！初なものでありまして… (2017年6月30日 18時) (レス) id: 1a603f0512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘々 | 作成日時：2017年1月28日 19時
