＃１５０ ページ10
「でもね、翔さん、私言わなきゃいけないことあるの。」
「なに？何でも言って。」
Aに負担はかけられない、普通の人だって疲れてしまうのにAになんて無理をさせたらダメだ。
「私ね、初めて…なんだ、付き合うのも、その…するのも。」
「え…？」
「だから…よくわからないし、怖い気持ちもいっぱいあるけど…」
「それならまた日を改めた方が…」
「でも私も同じ気持ちなの、繋がりたいって気持ち。」
「A…」
初めてのAに怖い思いをさせたくない。
初めての記憶をつらいとか苦しいとかで埋めたくない。
でもAは無理して繋がりたいって言ってるんじゃないんだって、俺が一番分かった。
本当の気持ちを教えてくれたなんだから、俺だって答えなきゃいけない。
「優しくする、つらかったらすぐに言って。無理もしないで、約束して？」
「ん、わかった。」
「じゃあ…ベッド、行こ？」
「ん…」
Aの手を引き、暗い部屋のダブルベッドに
電気をつけようと思ったが、俺なりの配慮で消したままにすることにした。
「本当にいいんだよね？」
「うん、大丈夫。」
「優しくするよ。」
俺はAの肩を抱き、キスをした。
そのまま、二人の体はベッドに沈んでいった。
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Nas(プロフ) - 嵐loveさん» コメントありがとうございます！そのような甘いお言葉嬉しくて溶けそうです(´×ω×`)ずっと書きたかったお話を書きたいようにかけてとても嬉しかったです！これからもたくさんのお話を出していきますので、宜しく出来たらと思います(^-^) (2019年1月19日 21時) (
レス) id: 3fd1d0bc92 (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 読みました。とても素敵なお話ですね！感動しました！本当の話を元にして書いたと聞きました(*_*)びっくりしたよ！だけど読んで良かったです。後お花の勉強にも為りました。色々な花言葉も知ることが出来ました。また読みに来ますね！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: 3c6a0568cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nas | 作成日時：2018年5月26日 14時
